こんにちは
内藤です
大丈夫でしたか皆さん？
耐え抜きましたか？
１０年に１度の大寒波
不要不急の外出を控えることで
難なく回避出来たことかと思われます
まさか・・・とは思いますが・・
テニスをしに外に出た・・
なんてことはないですよね？
賢明な皆さまです
そんな非合理的な行動などなかったことかと存じます
・・・
そんな寒波に見舞われていた２日前
あろうことか
私は八王子校でのレッスン
何というタイミング・・
なぜだ・・
たぶん前世でよっぽど酷いことをしたんでしょうね
今世では真っ当に生きていますからね
で、恐る恐る八王子を訪れたんです
高速のトンネルを抜けて、いざ八王子
トンネルを抜けると・・
そこは・・いつもの八王子でした
まあ、それはそうですね
雪国、なんてことはなかったんです
午前中のレッスン
最高気温は２度だったのですが
意外と大丈夫
当然寒かったのですが
そんなに言うほどではなかったんです
あれっ？
これはいける・・
俺の勝ちやな・・・
あっさりと勝利を確信した私がいけなかったのでしょう
甘く見ていました
忘れていました
ここは八王子
いや、高尾
いや、陣馬街道の先にある天狗の生息地であるということを・・
それはナイターの時間にやってきました
空気が一変
極寒
皮膚の露出部分がヒリヒリとするほどのトゲのある冷気
気温・・・マイナス４度
お客様含め誰も口を開くこともないままレッスンスタート
手出しのアップ練習
弾まない
ニューボールが弾まない
何の本のタイトルでもありません
ニューボールが弾まない
天高く３ｍの高さに出しても
弾まない・・
初めてですよ
アップの手出しで
ボールを上から叩きつけたのなんて・・・
何とか球出し練習を終えてラリーへ
その時点で私の体には異変が・・
左手が動かない
これも何の本のタイトルでもありません
左手が動かない
そして痛い
指先が痛い
ほとんど感覚がないにもかかわらず
その痛覚だけは私に訴えかけてきます
これはアカン寒さやで
ほら、痛いやろ
指先めっさ痛いやろ
って・・
もはや私の左手は機能せず
すると・・
私のラリー、そのフォアハンドストロークに異変が・・・
フォアが入らない
これは本にしようかと思っています
『フォアが入らへん ～あの日、君といた八王子～』
売れるかな・・？
そうなんです
いや、右手も痛かったし
グリップほとんど握れていなかったし
体全体がカチコチだったんです
それでも何とかラリーの形にはしていたんです
それなのに
左手が機能しなくなった途端
全くというほどフォアが上手くいかない
そもそも当たらない
コントロールなんてもってのほか・・・
右手だけでテキトーに出来ると思っていたのに
全然なんです
いつも言います
このブログでも何度も書きました
左手は大事ですよ
って
言ってはいますが
自分自身がここまで痛感することになるとは
思ってもいませんでした
やはりまともにスイングが出来ない
全く再現性が担保されない
スイング後のプレーにもスムースに移れない
まさに皆さんのような・・
あっ、いえ・・・
やっぱりね
やっぱりなんです
左手って大事なんです
自分が左手を使えないことによって
再認識させられました
特にフォアハンドストローク
左手の使い方が良し悪しを決定する
いや、例え使い方が悪かったとしても
使いさえすれば
全く使っていないことよりはいいのでしょう
それほど左手は重要だということです
寒さによるとんでもない経験から
今一度、大事なことを学ぶことが出来ました
いやー、あの極限の状態からでも学びに繋げる
さすが私ですね
・・・
さてと
今日も寒いけど、あの八王子に比べれば大丈夫
張り切ってレッスンしてこようっと
でも
これで今日もフォアが入れへんかったらどうしよ・・
左手関係なく、ただ単にお前のフォアが下手なだけやん
ってなってしまう・・・
何かレッスン行くのが怖くなってきた・・
レッスンで語れない
これはベストセラー間違いなしですね
それではまた
頑張ろう日本！
