こんにちは
内藤です
金曜日のジュニアレッスン
小6の女の子の発言に感銘を受けたんです
いや、どうでもいい会話をしていただけなのですが・・
その子とは別の女子で、伊藤という名字の子がいて
遅れてきた男子も伊藤君だったんです
「あいつも伊藤やで」
「え?そうなの?」(伊藤さん)
「そうそう」
「でも伊藤って色んな字があるよね」(小6女子のるりちゃん)
「うん、『とう』が東の伊東もいるし」(伊藤さん)
「あとさー、『い』が違う場合もあるよね」(るりちゃん)
この後です
この後のるりの発言が衝撃だったんです
「ほら、あんじゃん!ハッシュタグみたいなやつ」
・・・
ハッシュタグ???
「あーー!!井戸の井でしょ!?」(伊藤さん)
あーーそういうことね
いやいやいや
ハッシュタグって
ハッシュタグ
変換
#
ほんまや・・・
井やん・・・
いや、凄くないですか?
どう考えても井戸の井でしょう
『い』について話をしてるんやし
井戸の井って言いますよね
でも、よく考えたらそうなんです
今の世の中
井戸なんて見かけないですもんね
私もないですもん
ホラー映画のリングで見たことあるだけです
井戸の実物なんて見たことない
特に今の若い子なら
井戸なんかよりハッシュタグ
その方が断然身近でしょう
いや、でも凄い
それでも出てこないですよ
るりのその発想力
その瞬発力たるや感嘆に値します
いや、ほんとに・・
めっちゃ頭のいい子なんです
話も面白い子で
常に多角的な視点で冗談を言ったりするんです
そんな地頭のいい子だからこそ
パッと自分の引き出しから探し当てたワード
ハッシュタグみたいなやつ
だったのでしょう
私ね
人と話をしていて
あまり人のことを頭いいなー
と思ったことないのですが
今回は「うわー、やられたー」
と思いました
頭がいい奴っているんやなー
と久しぶりに思わされました
えっ?
それほどのこと?
と思うかもしれませんが
そういうことなんです
テニスにも必要な視点だと思うんです
井戸の井を
ハッシュタグに例える視点
その感覚と瞬発力
斜め上からの視点
どころではなく
2年前の隣のコートからの視点
それを瞬時に発動するプレー
何を言いたいか
私のレッスンを受けている人には
感覚的に分かってくれると思います
何にも縛られない自由な発想
それでいて基本にも忠実な動き
探せばいくらでもあるものです
サーブを打つ
この一つを取っても
球種やスピードを変える
ということではなく
立ち位置を変える
打つまでの間を変える
アンダーでサービスダッシュをする
違う視点の変化はいくらでも出来るわけです
やはり子供の発想は偉大です
大いに学ぶべきところがあります
るりのハッシュタグ
ちょっと衝撃を受けたことから
大人に必要な取り組み方を考えさせられました
次回のイベントでそういう類のことでもしようかな・・
楽しみにしておいてください
それではまた
頑張ろう日本!