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Let's Play!

こんにちは

内藤です

 

昨日ね

八王子校でレッスンだったんです

 

一応、緊急事態宣言が明けて都県の往来も

少しは可能になってますからね

 

国立市から2時間半ほどかけて

県境を越えて八王子に・・

山梨県高尾市八王子に・・・

 

雄大なる大自然

手付かずの大自然の中

気持ちよくテニスをしてきました

 

・・・

 

でね

ジュニアレッスン

八王子校ジュニアと調布校ジュニア

合同のレッスンをしているのですが

なかなか面白い子がいるんです

 

八王子校の男の子2名なのですが

フォアのスイングがきれい

まあ、ほんとにスイングだけ

腕の振り、ラケットワークが抜群にいいんです

 

フットワークやバランスはまだまだなのですが

フォアのスイングは難しいですからね

 

フォアのスイングが素晴らしいというのは

なかなかのセンスです

 

試合をすると調布ジュニアが勝つんです

調布ジュニアの方がしっかりテニスをしていますから

 

それこそフットワークやバランス

ラリーのリズム

そういう総合力では上回っているので

 

ただね

フォアのスイング

この1点だけに限れば

その八王子男子には到底かなわない

圧倒的にスイングがいいんです

 

形、いわゆるフォームは似たようなものなのですが

八王子男子はね

何の淀みもないんです

柔らかくしなやか

インパクトでも何の「つっかかり」もない

 

そもそもスイングにね

何の意気込みもない

ただ単にラケットを振っているんです

 

当然、最低限のフォームは理解して実行しています

ただ、あとは何もない

何の欲もない

がゆえに何の力みもない

 

結果、非常に伸びやかできれいな腕の振り

何の無駄もブレもないラケットワークになっているんです

 

調布ジュニアはね

やはり、真剣なんです

真面目なんです

いいボールを打ちたいんです

コートに入れたいんです

 

言い換えるとね

欲の塊なんです

 

まあ、これは皆さんもそうでしょう

 

がゆえにね

意気込み過ぎた結果

必要以上に力み

淀みはスイングの数か所に及び

何やら「つっかかり」のある硬いスイングになってしまっているんです

 

前述しましたが

スイング以外の部分

ここがしっかりしているので、ある程度プレーの体は成していますが

やはり、プレー自体もどこか硬く、そして重いものになっています

 

じゃあどうすればよいか

八王子ジュニアと何が違うのか

 

そうですね

 

八王子男子はさほど真剣に取り組んでいない

要するに遊んでいるんです

テニスなんて遊びの延長でやっているんです

 

だからスイングの質が上がるんです

 

なかなか皮肉なもんです

 

真剣にするあまり

勝ちにこだわるあまり

欲が生まれ、力みが生じる

 

じゃあ、遊ぶようにテキトーにすればいいのかと言うと

それもまた違います

 

一生懸命、真面目に取り組まないと身に付かない

プレーの質が下がることもあったりします

 

だからね

これはなかなか難しいですが

いいとこ取りをすればいいんです

 

真剣に遊ぶんです

 

真面目にふざけるんです

 

一生懸命テキトーにするんです

 

よく分かんないですよね

 

でもね

トップにいく選手ほどそうなんです

 

錦織なんて分かりやすいですよね

 

相当なハードワークをしていると思います

しかし、そのプレーはどこか遊んでいる

ちょっとふざけてやってんじゃなかろうか

そう思うようなプレーもしたりします

 

一生懸命と遊び

 

このバランス感覚が重要なんですね

 

八王子ジュニアと調布ジュニア

 

お互いがそれぞれリスペクトし合って

いいところを吸収し合う

そんな相乗効果が生まれた時

なかなか面白いことが起きるんじゃないかとワクワクします

 

皆さんもあまり深く考えすぎずにね

思い切り遊ぶ

真剣に遊ぶ

一生懸命ふざける

そんなことをテーマにレッスンに取り組んでみてください

 

それではまた

 

頑張ろう日本!