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特別な日常

こんにちは

内藤です

 

昨日のジュニアの時間にね

中学生の子と話をしていたんです

 

学校に、すごい怖い体育の先生がいる

とのこと

 

まあ、体育の先生なんて怖くてなんぼ

というか

そういう役回りだったりしますよね

 

我々の時代はそうでしたよね

 

角刈りでガタイのいい先生が

なぜか竹刀を持って歩いている

 

私の中学にも2人ほどいました

 

私も思いっきり竹刀でシバかれたことがあります

 

ただ柵を乗り越えていただけで

です

 

校門から出るより

プール裏の柵を乗り越えた方が家に近かったので

ちょっと乗り越えようとしていたら・・・

思いっきり・・・

柵の上にいるのにです

 

そのままダッシュで逃げましたけどね

 

その先生が担当している案件からすれば

私のしたことなど微々たることですからね

 

翌日に呼び出されることもなかったです

 

 

そんな感じの先生が未だにいるらしいのです

 

まあ、いるよね

って話をしていたのですが・・・

 

生徒や保護者からクレームが殺到しているとのこと

 

そりゃそうか・・

時代が違いますもんね

 

令和の時代にそんな接し方をしていたら

それは問題にもなるでしょうね

 

しかも

私が聞いていて驚いたのは

 

その先生が

今年度から赴任してきたということ

 

これは驚いた

というか

それはさすがにあかんかな

と思いました

 

赴任して間もないということは

まだまだ信頼関係も出来ていない

ことが考えられます

 

聞いた話だけなので

実際のところは分かりませんが

生徒や学校、保護者に対しての信頼

関係性の土台がまだ出来上がっていないのかな

とは思います

 

これも以前にチラッと書きましたが

(※「奈良の鹿」参照)

 

叱ったり褒めたりする時に

その土台となる関係性

 

普段から承認しているか

敬意を示しているか

信頼し合っているか

 

ここがないまま叱ったり褒めたりすると

不信感が生まれる

 

いくら相手のことを思っていても

相手が受け取るメッセージは

うわー怖っ・・・

なんで私だけ・・・

そういう不信感、ネガティブなものになるものです

 

 

よく言いますよね

 

褒めるべきか叱るべきか

 

叱るよりも褒めて育てた方がいい

とか

 

どっちでもいいと思います

 

時には毅然と叱ることも必要だと思います

 

過度な体罰はよくないですが

ちょっとした実力行使(腕立てなどの罰ゲーム)

も悪いことだとは思いません

 

ただそれは

普段から承認している

信頼関係が成り立っている

ということが大前提だということです

 

 

そうですよね

 

普段からよく見てくれている先輩にね

 

どうした?もっとちゃんとやれよ!らしくねーな!

と叱られたら

やべっ・・きちんとしないと!

と思いますよね

 

それが

普段はろくに見てくれてもいない先輩から

もっときちんとしなさいよ!

なんて言われても

表面上は謝罪をしても

うるせーな そっちもしてねーじゃねーか

あんたに現場の何が分かるのよ

と反発するでしょう

 

褒められてもです

 

信頼関係があれば

やったー!もっと頑張るぞー!

となりますが

 

信頼関係がなければ

都合のいいこと言いやがって

自分が得するときだけ褒めてきやがる

なーんてことになるわけです

 

 

まあ、何度も言いますが

子供から聞いただけの話なので

その先生の実際がどうかは分からないのですが

 

私自身も気を付けないといけないな

と思ったわけです

 

 

これは何事もそうです

 

テニスのプレーもそう

 

攻撃や守備

特別なシチュエーションが上手くいくかどうか

それは基本が出来ているかどうか

「日常」による、ということです

 

叱る、褒める

という特別な場面で

相手にきちんとメッセージを発信出来るかは

「日常」

普段その子とどう接しているか

 

ここにかかっているということです

 

 

日常や基本を疎かにせず

来たるべき特別な場面に右往左往しないようにしたいものですね

 

それではまた

 

頑張ろう日本!