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メルマガ『reborn』バックナンバー

冷たいアイスコーヒー

こんにちは

内藤です

 

何かまた、するとかしないとか・・

 

Go To トラベル

 

そんな話をラジオでしていたんです

 

パーソナリティの人がね

頻繁に言うんです

「旅行に行く」

って

 

アシスタントのアナウンサーも言ったんです

「旅行に行く」

って・・・

 

いやいやいや

 

初歩的なやつですやん

 

旅行はそれ自体で「旅に行く」なので

動詞を伴わせるとしたら「旅行をする」の方が適切でしょう

 

こういうのありますよね

 

あとで後悔するぞ

一番最初、一番最後

貯金がたまる

内定が決まる

アメリカに渡米する

寝言を言う

犯罪をおかす

被害をこうむる

 

いわゆる二重表現ですね

 

ついつい使っちゃいますが

公の発言では気を付けたいですね

 

まあ、二重表現はね

内容に矛盾は生じないので

何となく許容されているところがあります

 

それはいいのですが・・

内容に矛盾が生じる表現はダメですよね

 

 

例えばね

 

大阪へ車で帰省

 

高速道路でのんびり帰る

下道(一般道)で急いで帰る

 

危ないとかどうとかではなく

ちょっと意味がおかしいですよね

 

そもそも高速乗ったんなら早くなるでしょ

「高速」道路ですよ

のんびりするつもりないやん

 

逆に急ぐんやったら下道じゃないでしょ

 

そもそも論としてちょっと矛盾がありますよね

 

 

テニスの話

 

今週のレッスンテーマ

バックハンドのスピン

足元とかショートクロスとかではなく

ただラリーしましょうね

っていうやつ

 

するとね

こんなことを言う人があるんです

 

スピンを深く打ちたい

 

 

えっ?

んっ?

何て?

 

スピンを・・

深く・・・

 

 

いや、まあね

そうなることも

そうすることもあります

 

今のラケットの飛びに対して

テニスコートはそこまで広くない

 

スピンを深くすることも出来るわけです

 

なのですが・・!

 

そもそも論です

 

スピンってなぜ使うんですか?

 

なぜわざわざ順回転をかけるんですか?

 

ボールを沈めるためです

飛びを抑えるためです

アウトのリスクを下げる

要するに、深くしないためにスピンをかけるんです

 

深くしたいならね

スピンなどかけなければ簡単に出来ます

 

スイング方向とボールの弾道を揃える

フェースを開いてボールを面で真っ直ぐ捕らえる

 

これで簡単にボールは飛んでいきます

 

その代わりアウトが多くなる

 

それが嫌だから

コートにおさめたいから

スピンをかける

 

スイング方向とボールの弾道は違ってきます

ボールを真っ直ぐ捕らえずに端を切るようにする

いわゆる「薄く」捕らえます

 

深くする

とは対極にあるショットなんです

 

 

深く打とうとすればスピンのかかりは悪くなり

スピンをかければかけるほどボールは浅くなる

 

当たり前のことです

 

スピンを選択するときは

ある程度許容しないといけません

 

ボールが浅くなる

ということを

 

 

スピンを深く

 

原理的に言うと

意味不明、支離滅裂な内容なんです

 

まあ、ただね

最初に言いましたが

今のラケットだと簡単にスピンをかけても深く出来るし

スピン量を調節したり、弾道を高くすれば

深くすることも出来るし

その技術も必要です

 

しかし、それは一番目ではありません

 

スピンを選択する一番の理由は

安全にラリーをすることです

 

少々浅くても気にする必要はありません

 

 

めっちゃ浅いとさすがに決められますが

サービスラインの少し後ろくらいにね

しっかりスピンで打っていれば大丈夫です

 

だって皆さん決めれないですよね?

 

いや、選手たちとかトップレベルの人は別ですよ

 

そうでもない限り

そこまで深く打つ必要などありません

 

打たれても返せばいい話です

 

 

トップスピンは深くする必要などない

 

そう確信したのは

全豪オープン観戦の時です

 

ガスケの試合を見たんです

 

いわゆるグリグリのスピンです

 

フォアのグリップが薄いのに

めっちゃスピンなんです

 

観客席からずっと見ていたんです

 

どうやって打ってんねやろ?

と思って・・・

 

見ていてふと思ったんです

 

球浅っ!

って・・

 

ほとんどがサービスラインの少し後ろくらい

 

たまに角度を付けたり

カウンターを打って優勢に運んでいたのですが・・

 

なんで打たないんやろ

と思うわけです

 

相手の選手ね

 

もうちょっと打っていけよ

と思って見ていたのですが

 

客席を降りて

コートサイドで見た時に納得したんです

 

あー、これは無理やわ

って・・

 

尋常じゃない跳ね方してるんです

 

よく分からない弾道で飛んで来たボールが

その都度微妙に違う

とんでもない跳ね方をしている

 

あれはさすがにプロでも打っていけない

 

客席から見ていると気付きませんでしたが

コートレベルで見るとはっきりしました

 

 

まあね

深くいけばそれに越したことはないのでしょうし

ガスケのスピンと我々のそれでは雲泥の差があるのですが

 

そもそも、なぜそれをするのか

 

そのショットにはどんな意味があるのか

 

ここをきちんと整理すべきだということです

 

 

スピンを深く

 

この違和感にパッと気付ける人が

テニスのレベルを上げていける人だと思います

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!

 

 

 

頑張ろう日本・・?

日本は国だから・・

この擬人化には無理があるな・・・

 

日本を構成しているのはそこに住む人

 

頑張ろうみんな!

の方が正しいのか・・・

 

でも結局、みんなを構成しているのは一人一人

とどのつまり私自身

 

ってことは・・

 

頑張ろう俺!

ってことね

 

よーっし!

今日も頑張ろうっと!!!