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緩と急と

こんにちは

内藤です

 

昨日の八王子校でのダブルスレッスン

 

ボレストをしている時にアドバイスをしたんです

 

もっと緩急を付けましょう

 

生徒さん側がストロークだったので

ボレーヤーの私のタイミングを崩すために

あれやこれやと打ちましょうね

と言ったんです

 

するとね

緩急とは程遠い

というか

非常に浅はかな発想でプレーしてきたんです

 

緩急を付けてタイミングを崩して欲しいのに

速いボールと遅いボールを

定期的に混ぜてくるんです

 

むしろボレーし易くなりました・・

 

 

ラリー後にね

誤った認識をしているのだろうと思って

きちんと話をしたんです

 

私が言ったのは

緩急を付けましょう

ということ

 

皆さんがしていたのは

速いボールと遅いボールを混ぜよう

ということですよね

 

もし、そうして欲しいなら

初めからそう言います

 

速いボールも打ってね

遅いボールも混ぜましょうね

って・・

 

そんな浅いことを言っているのではなく

緩急を付けましょう

と言ったわけです

 

日本語を正しく

そして丁寧に認識してください

 

 

「緩急」

ゆるやかなことと、急なこと。

遅いことと、速いこと。

ゆるいことと、厳しいこと。

 

ということです

 

速い遅いもありますが2番目ですね

 

1番目は字の通り緩やかと急

 

そして3番目も大事です

 

要するにね

テニスで言うと

待って打つのとライジングで急に打つ

 

これが緩急の1番目

 

ライジングを有効に使えないといけません

 

そして3番目の意味

テニスで言うと

甘いボールと厳しいボール

 

わざと少し甘めにフィードして打たせておいて

次のボールを足元に流していく

 

これも緩急

 

 

そういうのをね

駆使して欲しかったんです

 

これらを駆使すると

本当の緩急を付けたプレー

相手のタイミングを崩すプレーが可能になります

 

組合せが相当ありますからね

 

待って打つ 速いボールを ボディに

緩・急・急 ですね

 

ライジングで 遅いボールを 足元に

急・緩・急 ですね

 

これに球種、スピン・スライス・フラットもあるわけですから

色んな組合せで相手を崩しにかかれます

 

私が言ったのはまさにそういうこと

 

あれやこれや

とやってみましょうね

それが緩急ということですよ

 

そう言いたかっただけなんです

 

じゃあ最初からそう言ってあげなよ

と思うかもしれませんが

そんな甘やかしてもいいことありませんからね

 

何も考えずに

コーチの言うことを深く考察しようとせずに

受動的にレッスンを受ける人になり下がってしまいますからね

 

 

一言「緩急」ということについても

よくよく考えれば奥が深いものです

 

ちょっとだけ深く

少しだけ別角度から

物事を見る感覚を持ち合わせていたいものですね

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!