こんにちは
内藤です
何かね
ちょっとニュースで見たのですが・・
その真意までは確認してはいないのですが・・・
学校であだ名が禁止に
子供のことも原則「さん」付けで呼ぶことになるらしいです
・・・
まあ、こんな世の中ですからね
学校側も責められたくないでしょうから
対策してますよ感を出したいのでしょうかね
いじめ対策らしいです
まあ、あだ名はね
子供は平気でふざけたあだ名を付けますからね
気にする子もいるでしょう
禁止にまでするのはやり過ぎな気もしますけどね
気にしている子がいたら
それは言い過ぎやぞ
と注意をしたり
しかも何の捻りもなくて面白くないし
と代替案を促したり
言っている側にも変なあだ名をつけて
やめないとお前もそう呼ぶぞ
と解決を図ったり
それで済むような気はします
その方がクリエイティブな営みだと思うのですが
やはり人数も多いと見きれないでしょうしね
まあ、結局は
裏ではあだ名を付けたり
SNS上では過激になったりするでしょうね
それも怖いですよね
現実世界を締め付けると
ネット上で発散する子が増えそうな気がします
現実世界でのある程度のガス抜きは必要だと思うのですが・・
「さん」付けも大変ですね
私は無理でしょうね・・
すぐにお前って言っちゃいますから
わざと言う時もあります
無口で距離を取ってしまうおとなし目の女の子とかはね
レッスンの空間でも緊張が続いているんです
そうすると動きも硬くなったり
何より楽しめないんです
その時にね
子供にとってはコート上で一番力のあるコーチから
「やるなーお前!」
と声をかけられる
お前って言われたことで
認めてくれている
私もみんなと同じなんだ
そう感じてコート上が安心出来る空間になる
途端に動きも良くなります
これは本当にそうです
よく女の子に使うんです
言うタイミングや内容
声のトーンにも気を配って
パッとその子に親近感と安心感を与える
これは決して「さん」付けでは成し得ないことです
(逆に「さん」付けでしか成し得ないこともありますが・・)
※「100年」参照
あだ名みたいなことも使うことはあります
自信がなくて自己表現が出来ていない子
みんなの前で私が言うんです
バカにされない内容のその子の特徴やクセ
本当にどうでもいい内容です
土曜日によく来る子なら
土曜キャラとか土曜代表とか
ただ単に名前を連呼するだけの時もあります
みんなの前で私がその子をいじっていると
みんながその子を認め始めるんです
コーチにあんなに言われているんだから
やっぱりいい奴なんだろう的な・・・
そうするとその子も恥ずかしそうにはしながら
イキイキと動き始めます
ボール集めの時も積極的に話をしてくれたり
みんなと絡むようにもなっていきます
まあ、これもスキルが要りますけどね
場の空気感やタイミング
子供たち同士の距離感への理解
そして何より
子供たちのコーチへの信頼
私の子供たちへの信頼
この土台があるかないかで変わってきますからね
学校ともなると
見ている人数が多いし
先生にそこまでのスキルを求めるのも難しいので
積極策よりも
マイナス側を生まない消極策
「さん」付けでみんな均等に
の方が得策だとなるのでしょう
まあ、それはそれで仕方のないことだと思います
100人のプラス10が生まれる一方で
1人のマイナス50が生まれるのだとしたら
全員のプラスマイナス0を目指す
学校教育の問題や限界とも言われますが
それにはそれでいい面もあるとは思います
子供自身が発奮すればいいだけですから
教育を論じる時に
とかく大人側の対応や仕組み作りにのみ
焦点を当ててしまいがちです
しかし
教育の主役は子供です
子供は我々が思う以上に
ポジティブでクリエイティブです
そこが勘定に入れられていない議論は
子供にとっても良くないと思います
お前らでどうにかしろよ
っていう要素があって然るべきだし
そこが出発点になるべきだと思うのです
子供への信頼
子供への敬意
上述しましたが
この土台があって初めて
子供たちは動き出す
自分を信頼している大人が考えてくれた制度や取り組みなら
きちんと運用しよう、ルールやマナーを守ろう
こうなるものだと思います
・・・
こういうことを書き出すと止まらなくなるので
今日はこの辺で・・・
それではまた
頑張ろう日本!
以上 ないちんでした!!