r-7110のブログ

メルマガ『reborn』バックナンバー

大事な種

 

それは突然やってきた

 

5月21日 土曜日

目覚めた私は、いつものように起き上がった

そして、いつものように

などと考えることもなく、右足を一歩踏み出した

 

刹那

 

激痛

 

付いた右足裏から発せられた電痛が

頭のてっぺんまで突き抜けたのだ

 

あまりの衝撃

私は声にならない声を発した

その遥か昔、人類が初めて発した言葉とは

このようなものだったに違いない

それほどに意味不明な出来事だった

 

何だ?

文字通り立ち止まった

次の一歩を躊躇すること数秒

 

その6秒間に、私は一日分の思考を詰め込んだ

 

なぜだ?

一過性のものか?

もし次の一歩でも激痛がきた場合はどうする?

 

保留

 

6秒後に私が出した決断は保留だった

 

私は左足を前へと出した

右足の事件を一旦保留にしたのだ

 

!!!!!

 

甘かった

いつの時代も保留という決断は悲劇しか生まない

 

左足を出すために右足に体重が乗った

当たり前のことだ

その瞬間だったのだろう

またもや私の体に、痛みという名の龍が昇っていったのだ

 

その後、私はどうしたのだろう

泣きながらフローリングを這っていたことは覚えているが

もう記憶はない

人は忘れることで前を向くことが出来るのだから・・・

 

 

 

こんにちは

ノンフィクション作家の内藤です

 

いやー、いやいやいや

これね、実話なんです

 

先週の土曜日

何の前触れもなく突然です

 

突然の雨に打たれて夢中で何かを探してる私でさえもね

ビックリするほどの衝撃だったんです

 

土曜日は歩くことも出来ず・・

さすがにレッスンも中止にしました

 

親指の付け根部分

母指球が触れると激痛なんです

 

なので・・

土踏まずの部分にティッシュを重ね

ガムテープで指も一切動かないように

ガチガチに固めました

 

何とか耐えられる痛みになったので

ジュニアレッスンはしたんです

 

帰宅して右足を見ると・・

 

アホみたいに腫れてました・・

 

翌日、日曜日

やはりまだ激痛が・・

 

八王子でレッスンだったのですが

正直に告白して

一歩も動かないレッスンにさせてもらいました

 

いいですか皆さん

必ず私の所に打ってくださいね

一歩も動かないですからね

って

 

いやー、皆さん集中してコントロールしてくれていました

 

やれば出来るやん

いつもそれくらい集中しろよ

 

あっ、いえ・・・

 

 

でね

一体何だったかというと

 

 

母指種子骨炎

 

種子骨・・?

 

母指球に種子骨っていう小さい骨が2つあるらしいんです

 

そこに負担がかかって炎症

 

体重が乗る部分なので

相当な痛みが伴うとのこと

 

ちなみに種子骨

 



何なん?

種子骨って?

種ほど小さいから種子骨なんやって・・

 

どういうこと?

母指球ってかなり大事な部分らしいんです

荷重や動作の負担も大きくなるんですって

 

その負担を担っているのが

種子骨らしいんです

 

いや、おかしいやろ

 

そんな大事なことをね

種子に任せてる場合じゃないやろ

 

もっと、おぃーす!みたいな頑丈な骨に担当させろよ

っちゅうことですよね

 

種子骨炎

 

地味に痛いんです

 

小指側を骨折したことが2度ほどあるのですが

その時より痛いです・・・

 

でもね、そこは私です

 

技術が違いますから

 

右足母指球を地面に触れないフットワーク

 

これで対応しているわけです

 

今日もその技術でレッスンを乗り切りました

 

本でも出版しようかと思います

 

「母指球よ、さようなら」

 

どうですか?

ちょっと惹かれるでしょ?

 

 

いやー、それにしても最近多いなー

 

今日はちょっとマシになっているから

明日には治ってるかなー・・・

 

今日は早く帰って

ビール飲んで

アイス食べて

ゲームも1時間くらいにして

健康的に過ごそうっと

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!