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途中の一歩目

こんにちは

内藤です

 

昨日はいつものイベントレッスン

 

処方箋シリーズですね

 

昨日の要項はこちら

 

 

今回はA部さんの一歩目

来たー!チャンスボール!行けー!

あ、あれ・・A部さん・・なぜまだそんなところに・・

何かを思い出したかのごとく、常に不意打ちされているかのごとく、慌てて動き出すA部さん

A部さんの一歩目、プレーの動き出しの改善には、皆さんのラリー力向上のヒントがあります!

 

 

って感じ

 

まあこれはね

A部さんに限ったことではなく

全員そうですね

 

ボールに対する反応

ポジション取りの反応

 

一歩目がパッと出ないので

チャンスを逃したり

スペースを突かれたり

打点に入れずにスイングのバランスを崩したり

 

色々な不具合が生じてしまうんです

 

 

一歩目を早くすること

 

これがプレーの質の鍵を握っているのです

 

パッと動けるように

リズムを取ってしっかり構える

 

相手をよく見て

反応を早くする

 

状況を考慮して

適切な予測をする

 

一歩目を早くするためには

どれも大事です

 

そして

それは皆さん分かっている

 

A部さんもそう

 

それは大いに理解しているわけです

 

しかし遅れる

 

一歩目の反応が悪い

 

なぜか?

 

 

戻りが遅い

戻しが遅いんです

 

 

それが一番の原因です

 

プレーの最初

1球目の1歩目は、まあ早いんです

 

フォアに来たボールを

パッと動いて打っている

 

問題はその後

 

フォアのスイング

そのフィニッシュの後

ラケットを戻すのが遅い

 

体のバランスを整えるのが遅いんです

 

 

そもそも身体的にも意識的にも遅いうえにね

 

フィニッシュのポーズのまま

あろうことか

その場で自分の打ったボールの行く末を見つめている

 

ひどい場合には

その場で願い事まで始めるんです

 

「入ってくれー」

 

って・・・

 

 

いや、もういいですやん

 

あなたのその念によって

ボールの軌道は変わりませんから

 

そんなことをする暇があれば

すぐに姿勢を戻して

次の準備をするべきです

 

ここが遅いんです

 

自分のしたプレーに対する戻し

 

これが遅いので

結果的に次のプレーの入り口が遅れる

 

そうやって

少しずつ遅れて

ラリーの5球目くらいには

とんでもない遅れが生じることになるんです

 

 

来たボールに対する一歩目が遅い

 

しかし

それは実は

 

その前のプレーからの復帰

言い換えると

その前のプレーの終了

これが遅いんです

 

動作的にも

意識的にも

前のプレーをスパッと終了させていれば

次のボールに対する一歩目が早くなる

ということです

 

 

この視点が欠けているんです

 

なので

いくら一歩目を早くしようとしても同じ

 

いつまで経ってもパッと動き出せない

 

一歩目が遅くなる原因は

一歩目を出そうとする

もっと手前にあるわけなんです

 

 

朝早く起きようとすれば

前の晩は早く寝ますよね

 

簡単な話です

 

そんなことも忘れているんです

 

前の晩に動画を見まくって夜更かししてね

 

早く起きれないと困っている

 

そして

目覚まし時計の音量を上げる

 

それでも起きれないから

もっと大音量の目覚まし時計に変えている

 

いやいや

 

夜更かしやめようよ

って話ですよね

 

 

テニスのプレーも同じ

 

少し俯瞰して見れば

解決策は案外シンプルなことだったりします

 

 

一歩目を早くすること

 

試合の勝ち負けにも直結する非常に重要なことです

 

そのために

終わったプレーの戻しを早くする

 

そう気を付けるだけで

プレーの質

スピード

キレ

ペアとの連携

全てがレベルアップすると思います

 

 

とりあえず

無駄に残業しないように気を付けましょう

 

終わったらすぐ帰る

 

私のように21時45分までレッスンして

21時50分には施設を出る

ということを心掛けましょう・・・

 

早いでしょ・・

お昼過ぎから速攻で帰るための準備を始めますから・・

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!