こんにちは
内藤です
今日もきちんと更新しに来ました
座右の銘が有言実行ですからね
言ったことはする
言わないこともする
しないことは口にしない
しないことはしないと言う
・・・
んっ・・?
何かどっちでもいいような気がしてきた・・
まあ、そういうわけで書こうと思いますが
昨日ね
中上級の女性からこんなことが
「察することが出来ない」
ペアがどこに打とうとしているか
相手が何をしようとしているか
察して動きを付けることが出来ない
と
察する
対人競技では最重要課題です
ダブルスではペアと相手2名
自分以外の3人の動向、気持ち、感情、その機微に至るまでを察する
洞察することが求められます
では
どうすれば察することが出来るようになるか
人の行動を察する
洞察することです
レッスンでいつも言います
コミュニケーション能力だ
と
コミュニケーション能力を鍛える
そこを養う以外に
洞察を可能にする術はありません
ペアが足元に打つかロブを上げるか
相手が詰めてくるかステイするか
サーブがセンターかワイドか
スマッシュを嫌がっているかどうか
全てコミュニケーション能力です
コミュニケーション能力が高ければ分かることです
戦術やポジショニングもそこから導きます
要するにね
察することが出来ない
がゆえにどこに立てばよいか分からない
何のショットの選択をすればよいか分からない
コミュニケーション能力が低い
人とお話がきちんと出来ないということです
改善方法は至極単純明快
人とお話をする
ということです
テニスのレッスンの場で
お話をするんです
と言ってもペチャクチャとお喋りをする
ということではありません
ダブルスの形式練習でね
自分のショットのことやポジション
自分のことばかり考えずに
他3人に気を配る
目を配る
心配りをする
ということです
まずはラリーをしよう
あの人にもフィードしよう
相手が打つ時にフェイントの動きを入れてあげよう
甘いボールだから厳しいボールを打ってやろう
自ずとラリーになるわけです
一言も発していなくとも
会話が成り立つラリー
4人が1つのボールを通してあれやこれやと会話をする
そんなラリー練習になるわけなんです
それをね
あろうことか
いきなり決めにいったり
すぐにノータッチエースを狙ったり
ずーっとクロスラリーをしたり
コミュニケーションを図らない人が多いんです
だから察することが出来るようにならない
結果試合で勝てないんです
コミュニケーション能力が低い人には特徴があります
それは
気が強い
ということです
そうです
気が強い人ほどコミュニケーション能力は低いです
それはそうです
気が強い人は
他人を気にしません
人がどう思っていようがお構いなし
気にしないんです
コミュニケーションなど図らない
自分が一方的に話すことしか考えないんです
それをコミュニケーション能力があると勘違いするんです
私はね
割とコミュニケーション能力が高い方です
なぜなら気が弱いからです
ビビりなんです
気が弱いから
それを隠すために強いフリをしていますが
根っからのビビりです
だから他人が気になるんです
あの人何考えてるんかな
怒ってないかな
楽しいかな
もっと話しかけた方がいいかな
常に他人に目配り気配り心配りをしてしまう
なぜなら気が弱いからなんです
だからダブルスをしていても
自分がどうするかよりも
自分以外の3人が何を考えているか
何をしようとしているか
それがいつも気になる
それによって自分のプレーの選択が決まる
自分のプレーは
人への洞察から導かれるということです
そうやってテニスをしていると
コミュニケーション能力が向上する
結果として
察することが出来るプレイヤーになれる
ということなんです
これもいつも言いますが
テニスの第一定義
最重要事項は対人競技だということです
自分の能力や技術を磨くことはもちろん大事です
しかしそれはショットや動きに限りません
能力や技術の中には
コミュニケーション能力、その技術も含まれます
というよりも
それが最も重要なスキルだということです
コミュニケーション能力
非常に重要な視点です
皆さんもレッスンを受ける際には
それを念頭に置くようにしてください
察することが出来るプレイヤーになって
試合で勝てるようになりましょう
それではまた
頑張ろう日本!