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対コーチ

こんにちは

内藤です

 

水曜日の八王子レッスン

 

なかなかやり応えのある生徒さんがいたんです

 

ダブルスの形式練習

私も入ってラリーをしていたのですが

 

いい動き

いいプレーをするんです

 

テーマのライジングにもトライしていました

 

そして何より

何だかうっとうしいんです

 

そう、いい感じにウザいんです

 

あ、これは本当にいい意味で、です

 

 

私とラリーをしていてね

常に何かを企んでいる

 

あわよくばやっつけてやろう

ミスらせてやろうとしてくる

 

それがまたいいバランスなんです

 

無駄に打ったり

やたらと無理をしたりはせずに

ラリーを楽しみながら

ちょいちょい仕掛けてきよるんです

 

言い方を変えるとね

私に話しかけてくるんです

私と会話をしてくれるんです

 

 

これもいつも言いますが

テニスは対人競技

ラリーの本質は会話です

 

お互いがショットを披露する場ではない

 

これはどうだ!?

そうきたか!

そら!走れ!

どっちだ!?

 

そういうね

お互いがショットやプレーを通して会話をする

 

それが本質

 

そのうえで

相手を倒したり

自分の磨いてきた技を発揮する

 

そういうものです

 

 

その方はね

まさにそんな感じ

 

私と会話をしてくれる

私とテニスをしてくれるんです

 

だから私も楽しくなるんです

 

私もその人と会話をしたくなる

テニスをしたくなる

やっつけたくなるんです

 

そうすると当然ね

私のプレーが良くなります

 

その人の嫌がる所に打ったり

打たせておいてカウンターをしたり

ラリーの質がグンと上がるんです

 

じゃあ誰がレベルアップしますか?

 

そうです

その生徒さんです

 

私にうっとうしいと思われ

くそー!こいつにはやられないぞ

と思われることによって

 

私がイキイキとプレーすることになる

 

結果的にその生徒さんがレベルアップすることになるわけです

 

 

でもね

ほとんどの人がそうはならない

 

形式練習になってまで

まだ教えてもらおうとしている

まだ自分のことばかり考えている

 

ネットの向こうにいる私とテニスをしてくれないんです

 

だから私の気分も乗らない

 

いや、レクチャーはしますよ

 

レッスンですからね

 

何だか、教えてよ感出してくるし・・

 

 

でも、それは形式練習になってまですることではない

 

形式練習になったらね

もうテニスをする時間

会話を楽しむ時間

対人性をブラッシュアップする時間なんです

 

そのためにコーチとやり合うんです

 

 

今回のその方はね

そのバランスも良かったんです

 

マンツーのラリーの時は

テーマのライジングをしっかり練習していました

 

自分がどうすべきか

ここにフォーカスして取り組んでいました

 

形式練習になった時に

パッと感じを変えてきたんです

 

しかもね

上述しましたが

私をやっつけようとするバランスがいいんです

 

たまにいるじゃないですか

 

いきなり凄まじいボールを打ってくる人・・

 

それはちょっと違うんです

 

会話をしようとしていないので・・

 

そういうタイプにはイラッとするだけです・・

 

 

きちんと相手と会話をして

あれやこれやと策を練って倒そうとする

 

コーチとやり合う

といっても、むやみに打ちまくってもいけません

 

あくまで言い合いをする

というイメージです

 

 

レッスンで上達するには

 

コーチに教わる

ことと

コーチとテニスをすること

です

 

コーチとテニスをすることは本当に大切です

 

コーチがテニスをする気になるように

教えて教えて、という感じにならないこと

いつも自分の動きにだけフォーカスしないこと

コーチに対しても、よし!こい!と向き合う姿勢を持つこと

 

こいつはなかなか骨のある奴だな

とコーチに思われるようにレッスンに臨んでみてください

 

それではまた

 

頑張ろう日本!