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努力の先に・・

こんにちは

内藤です

 

日曜日にね

ジュニア2の年間マスターズ大会を実施したんです

 

毎年恒例の大会です

 

月例大会の成績上位者6名

プラス、ワイルドカード枠2名

計8名

選ばれし者による年間最終マッチ

 

6年生4名

5年生3名

そして4年生から1名

 

今年は図抜けた選手がいないので

全員にチャンスがある面白い展開だろうと思っていました

 

が!

 

やはり6年生は大したものです

 

決勝に駒を進めたのは

月例大会3度優勝の莉歩

 

そして

ジュニアSクラス出身

月例大会では1度きりの優勝に甘んじている雄太

 

この6年生2名

 

昨年、一昨年とジュニアS出身者が優勝しているので

雄太にも期待がかかるところですが・・

 

莉歩と雄太

 

最近の試合成績とレッスンの感じからすると

莉歩にやや分があるか・・というところ

 

雄太としては何とか競った展開にしたいだろうな

と思っていたら

 

何と!

 

意外と言うと失礼ですが

なかなか圧倒して勝利したんです

 

見事に優勝です

 

莉歩も悪くはなかったんです

持ち前のミスのない粘りのテニスをしていたのですが

 

雄太が良すぎた

 

よく集中していた

 

ボレーの決定率がほぼ100%

 

ラリーでミスをしても動揺することなく

すぐに切り替えてプレーしていました

 

普段はおちゃらけた奴なんです

 

真面目でいい奴ですが

ちょっと優しすぎる面があって

プレーが軽くなる傾向があるんです

 

しかし

この決勝はいつもと違う顔だった

 

いや

思い返せば

久しぶりに本当の雄太の顔になっていた

 

1年生の時

6年生まで参加している1日練習会に参加してきたんです

 

1年生では唯一の参加

 

テニスも下手くそ

 

それでもランニングは1番だった

 

スピードは1番ではないですよ

 

雄太だけがずっと同じ速度で

一つも手を抜かずに20分走り切った

 

私と劉コーチはそれを見て驚いていました

 

こいつは面白い奴だな

って

 

 

ジュニア1の時も

ジュニアSの時も

そして今、ジュニア2になっても

 

ボール集めはいつも先頭

年下の子にも声をかけてくれ

レッスンの雰囲気をよくしてくれる

 

おちゃらけたその姿の中には

いつも一本芯の通った雄太がいた

 

それが今回の結果に繋がったのでしょう

 

雄太のあのボレーは

1年生の時に休まずに走り続けた賜物です

 

ジュニア2での最後の最後

あのコートでしてきたことが実を結んだんです

 

そうじゃないと説明が付かないんです

 

 

雄太がボレーを決める姿を見て

不覚にも感動しそうになりましたよ

 

あいつとは古い付き合いですからね

 

でも感動なんてしては失礼ですね

 

もう一度言いますが

あのボレーは雄太の実力

 

ただ単に雄太が築き上げた技術です

 

何ら感傷的になる要素などありません

 

 

努力は報われる

 

 

努力しても報われないこともある?

 

いや、そんなことはない

 

どんな形であれ

必ず努力の先には結果がある

 

本人が気付かなくとも

必ず存在しているものです

 

雄太にとっては

今回の優勝が大きな自信になったでしょう

 

テニスが強くなった

などという自信ではなく

 

努力は報われる

 

そんな成功体験が自信となって

その身に染みたことでしょう

 

 

我々大人はそれは称えてあげましょう

 

私もそうしています

このブログもそうです

 

雄太がこのブログを読んで

あー、コーチは見てくれていた

分かってくれていた

そう思うことで、また自信を身に付けるでしょう

 

それが我々大人の役目だと思います

 

 

何かいい話になってしまったな・・

 

これで1月の大会で雄太がボコボコにされたらどうしよう・・・

 

あいつはやりかねないからな・・

 

ちゃんと練習しとけよ

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!