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違和感

こんにちは

内藤です

 

昨日の初級レッスン

 

テーマはバックハンドストローク

 

球出し練習で色々としたんです

 

と言ってもジュニアクラスでするような練習です

 

一般クラスの大人にとっては

なかなか新鮮だったかもしれません

 

その中でアドバイスもしたんです

 

バックハンドストローク

ダブルハンドの人が横向きになり過ぎているので

スタンスに気を付けましょう

 

基本はスクエアスタンス

横向きを防止するために

つま先を前向きにしましょう

 

そうアドバイスしたんです

 

つま先を終始前向きにする

 

浅いボールにサイドステップを使わない

 

バックハンドの後ろ足(右利きの場合左足)のつま先も前を向けておく

 

これがなかなか難しいんです

 

ついついすぐに横向きになって

スイングが窮屈になってしまうものです

 

実際にやってもらうと

やはり出来ていない

 

本人たちはやっているつもりなのに

実際はつま先が横を向いている

 

間髪入れずに指摘をしました

 

待っている人に問いかけたんです

 

見てください皆さん

本人たちはしている「つもり」なんです

意識している「気になっている」んです

でも出来ていないでしょう

 

要するに「していない」んです

出来ない じゃなく しない

これが大人と子供の違いです

 

そう厳しく指摘すると

何とか意地になってしてくれたんです

 

 

すると

男性の方がこう言ったんです

 

「すごい違和感だなー」

って・・

 

 

素晴らしい!!

 

まさに学び!!

成長のしるしです!

 

だってそうでしょう

 

もし違和感がなければ私の存在価値ってないでしょう

 

皆さんの価値基準に沿うアドバイスをして

皆さんが「今」のレベルのまま気持ちよくショットする

何の違和感もストレスもなく

 

それで皆さんのレベルが上がることがあるでしょうか

 

永遠に現状維持です

 

レベルアップする者

成長を試みる者は許容しなければなりません

 

圧倒的な違和感を

 

 

「違」ったことを「足」される(和)「感」じ

を許容して喜ばなければならないんです

 

今の自分にないもの

今の自分のレベルの価値基準では受け入れがたいストレス

それによって現状打破が可能になり

成長することが出来るわけです

 

なので当然ながら

我々指導者は示さなければならない

 

生徒に必要な違和感を

 

 

それを提示出来ないようなら

もはや指導者としての価値などない

 

人に物事を伝える立場にないということです

 

 

だから昨日のレッスンでも称賛しました

 

素晴らしい!

 

あなたが抱えた違和感こそ価値ある成長のステップです

 

今のあなたには理解出来ないことにチャレンジしてもらっているので、当然のことです

 

違和感を感じながら、トライし続けることが出来れば

必ずレベルアップします

 

 

レッスン後、その方が言ってきてくれました

 

今日のレッスンはよかった

今までの自分の感じにはないことが出来た

今日したことを続ければ

ショット、プレーが変わるイメージが持てた

 

素晴らしいことです

 

非常に素直な方です

 

子供のような純粋さと素直さを持った向上心のある方です

 

 

違和感を受け入れること

 

受け入れるだけではなく

それを喜んで

何度も何度もトライし続けること

 

なかなか難しいものです

 

やはり大人の方はね

今までの自分の経験に自負のようなものもあるので

自分の価値基準を通そうとするものです

 

違和感を排除することで

今の自分

これまでの自分の歴史

を守りたいんです

 

でもそれでは

当然、そこに成長はありません

 

いつも言います

 

成長とは変化です

 

変化とは現状の打破

 

違和感の許容に他ならない

ということです

 

 

皆さんもレッスンではどんどん違和感を覚えてください

 

違和感のある方に

ストレスを感じる方に

喜んで身を投げてください

 

それこそが

それだけが

成長への唯一の道だということなんです

 

私も正しい違和感を提示出来るように

日々精進しようと思います

 

それではまた

 

頑張ろう日本!