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メルマガ『reborn』バックナンバー

子ども店長

こんにちは

内藤です

 

昨日は休みだったので

とりあえず家の掃除をしていたんです

 

あれやこれやとしながら

洗い物をしている時にね

 

ふと子供の頃を思い出したんです

 

そういえば食器洗いって当番制だったなー

って・・

 

その他にもゴミ出しやら朝食の買い出しやら

 

兄弟で当番制のものがあったり

 

障子の張り替えとか

父親が亡くなっていたのでお経を読んだり

 

些細な事ではあるけれど

何やかんやと仕事があったものでした

 

いわゆる内仕事ですね

 

 

私が子供の時には

さすがに風呂を薪で焚いたり

洗濯を手でする

なんてことはなかったですが

まあ、まだそれなりに手のかかることがありました

 

食器洗いや掃除、洗濯

今ほど便利なものばかりではありませんでしたからね

 

うちは父親がいなくて

母親が働いていましたから

子供の手も立派な戦力でした

 

母親がいない時は

夕飯を自分で作ることもありました

 

子供がすべき内仕事があったわけです

 

 

これは昔の家ではごく当たり前のことでしたね

 

子供の仕事は勉強と遊ぶこと

 

いやいやいや、それだけではありません

 

子供も立派な戦力です

 

内仕事を手伝って

下の子の面倒を見て

責任を持って成すべきことをしていた

 

当然、初めはさせられる

というところから入りますが

そのうちに子供ながらに責任を持ってすることになる

 

そしてたまには

子供だからついふざけたりして

怒られることもあったりする

 

そんな内仕事を通して

誰かの役に立つという達成感

成すべきことをするという責任感

そして

上手くいかなかった時

怒られた時の

いなし方というか

心の持っていき方を体で覚えるわけです

 

 

今の若い子

子供たちもそうですが

この内仕事が少ないのでしょう

 

便利な物が溢れ

子供がすべき内仕事が減ってきた

 

それこそ子供は勉強して遊んでスポーツをして

家の仕事には関与しない

邪魔をしないようにする

ということになっているのでしょう

 

そうなると

自己実現ということにだけ目がいってしまう

いわゆる利己的な人間になってしまうのだろうと思うんです

 

子供のうちに仕事をさせるべき

仕事を率先してするように促すべきなんです

 

その中で

誰かの役に立つという達成感

チームで居場所があるという安心感

自分を律する責任感

そして判断力や対応力、柔軟さに至るまで

 

社会に出た時の力を養うことが出来るのだと思うんです

 

 

ジュニアのレッスン後にね

コートの外のボールを片付けてもらうんです

 

仕事をしてもらっているんです

 

それが子供がすべき内仕事だからです

 

照明を付けてもらったり

レッスンの準備をしてもらうこともあります

 

子供たちはパパッと動きます

 

ごめん、これ片付けておいて

とお願いすると

はい!と言って責任を持って仕事をしてくれます

 

非常に助かります

 

子供たちのおかげで私の仕事が少しでも軽減される

 

そうすることで場が上手く回る

 

子供たちもチーム運営に欠かせない存在なんです

 

そんな感覚を子供たちに植え付けることが大事なんだと思うんです

 

 

子供には苦労はさせたくない

勉強に集中させたいから家の仕事はしなくてもよい

子供にさせると余計に手がかかるから何もさせない

 

そう言って何の仕事もさせていないと

社会に出てから

仕事が出来ない

仕事の意義が見出せない

仕事が上手くいかない時の心の持っていき方が分からない

 

そんな大人になってしまうかもしれません

 

 

かわいい子には旅をさせよ

 

非常に大事な視点です

 

今はこんな世の中ですから

なかなか旅をさせるのは大変

という場合は

 

かわいい子には仕事をさせよ

 

ちょっとした内仕事でも

どんどん任せて、子供の自立を促してあげるべきですね

 

そういう子ほど

テニスをしても、試合に勝てる側になるものです

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!