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全力勝負

こんにちは

内藤です

 

前回のブログで書いた「すべきことは・・」

 

質問を頂いていた生徒さんがレッスンに来たんです

 

 

ブログを読んでくれていたみたいで・・

 

どうなったかというと・・

 

 

なかなかいい感じ

プレーがスムースになっていました!

 

素晴らしいですね

 

レッスン前はちょっと危惧していたんです

 

意気込んだらダメですよ

ということを書きましたが

 

「意気込んだらいかん!」

と意気込んで来たらどうしよう・・

って

 

いや、あり得る話なんですよ

 

本当にね

やるからには一生懸命

という昔ながらと言うか

昭和初期のタイプの人なので・・・

 

 

その人にとっては

サラっとテニスをすることが課題

それが極めて厳しい取り組みなんです

 

なかなか難しいものです

 

いい歳になって

自分の価値観ではない行動を取るということは

 

 

スポーツにはこう取り組むべきだ

という考え自体が原因で

動きが硬くなっている

 

だからその考えを改めるべき

 

そう指摘されて

自分でも分かっている

 

そうは言っても・・

 

長年積み重ねてきた自身のアイデンティティです

 

自分を構成している核となる考えなわけです

 

それを自分よりも若輩の者に指摘され

変化することを求められている

 

分かってはいても出来ないものです

 

頑固さが出てしまうものです

 

 

しかしね

この方は違いましたよ

 

私の発信を真摯に受け止めてくれていました

 

あなたのテニスに何が必要かって?

それは

あなたの長年培った考えが間違いだと認めることです

 

端的に言うとそういうことです

 

私から放たれた辛辣で否定的な矢

しかし未来志向でもあるその矢を

苦渋にも受け止め

そして方向転換の一歩を踏み出してくれたのです

 

 

これは称賛に値することです

 

リスペクトすべき素晴らしい決断です

 

 

まあ、まだほんの数日ですけどね・・

 

今日もレッスンに来られていたましたが

何とかスムースに出来ていました

 

ちょっと硬さが見られましたが・・

 

まあ、少しずつです

 

少しずつ

しかし確実に

本当のレベルアップの道を進んでいけると思います

 

 

こういうことはよくあるんです

 

ある程度のレベルに達した時

やはり伸び悩むものです

 

その時にね

その人のレベルアップの足かせになっているのが

「考え方」の場合がほとんどなんです

 

考え方を変えるのは容易ではありません

 

特に大人は・・

 

「考え方」=その人の経験

要するにその人自身

その人の人生と言っても過言ではありません

 

それを改めてもらわないといけない

 

改めるには

まず否定してもらわないといけない

 

あなたのその考え方は

テニスのレベルアップという意味では

間違っていますよ

 

ということを受け入れてもらわないといけません

 

 

だから私も全身全霊を込めて言います

 

上述しましたが

その人のためを思って

あくまで未来志向の意味で

全力でその人の考え方を否定します

 

聞き入れてもらえないかもしれない不安

というか

恐怖というか葛藤は常にあります

 

でもそこから逃げたらもはやコーチではありません

 

私のコーチとしての存在価値がなくなります

 

なので私も全力で勝負をしているんです

 

 

今回もお互い全力でした

 

考え方を改める生徒さん側も

それを伝える私も

 

そうなった時にお互いがテニス選手としても

人間としても成長出来るのだろうと思います

 

 

そういうわけで皆さん

 

私のことを思って

私の考えを全力で否定するコメントをお待ちしております

 

それではまた

 

頑張ろう日本!