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成長の足かせ

こんにちは

内藤です

 

金曜日のジュニアSクラスのレッスンでね

ちょっと注意をしたんです

 

一応ジュニアの選抜クラスですから

 

そこそこ上手な子たちなんです

 

それは大いに結構なことなのですが

そろそろね

気を付けないといけない時期なんです

 

ちょっと上手くなってくると

素直じゃなくなってくるんです

 

言い方を変えるとね

 

大人みたいになるんです

 

 

サーブ練習をしていてね

 

私が

右足を後ろに上げてフィニッシュしよう

と言ったんです

 

するとね

みんなよくやってくれていたんです

 

おぉー!ナイスー!

と私が言った瞬間

 

ある子が言ったんです

 

あぁー全然ダメだー

って

 

 

えっ?

何なに?

どうゆうこと?

 

意味が分かりません

 

何の判断をしてるの

ってことです

 

私が

こうしましょう

と提示して

それをしたわけです

 

そして

その動作を私が見て

コーチである私がgoodというジャッジをした

 

なのに

あろうことか

未熟な選手自身が

打ったボールなのか、自分の感じなのか

何かしらの理由で

ダメだ、とジャッジしたんです

 

 

何を勝手な判断をしてるんだ

ということ

 

君に一体テニスの何が分かるの

ということ

 

未熟な君の感覚を以ってして

良し悪しの判断をしていると

今以上にレベルアップする日は訪れません

 

 

そんな明快なことですら見失ってしまうのです

 

ちょっと上手くなると

評価をするようになってしまう

 

自分のテニスもそう

 

そのうちに他人のテニス

受けているレッスン

コーチに対する評価なんてことまで始めてしまうのです

 

そうです

 

まさに大人です

 

素直

とはかけ離れた大人たちがするようなことを

し出してしまうのです

(※「素直」参照)

 

 

コーチがこうしようと言う

 

はい

頑張ってやってみます

 

出来ているよと言う

 

やったー

もっと頑張るぞー

 

 

これだけでいいわけです

 

これこそが学びです

 

何の評価もしなくてもいい

評価する立場・レベルにないので

そもそも評価しようがないわけですから

 

学びの足かせとなる3H

 

評価・批判・否定

 

これを学びの場に持ち出したら終わりです

 

 

上達しない人ほど言うんです

勉強が出来ない子ほど言うんです

そしてその親御さんほど言うんです

 

コーチや先生への批判

 

そして自分が正しいと思って

自分の評価で物事を進める

 

まだ未熟な自分のものさしで・・・

 

 

一方で素直な子ほど伸びていくんです

 

そしてそんな素直な子を捕まえて

こう言ったりもするんです

 

あの子はヒイキされている

って・・

 

怖いものです

憐れなことです

 

しかし誰もが陥ることなんです

 

 

なのでジュニアSの子たちには釘を刺しておいたんです

 

とにかく素直にやってみよう

って

 

コーチの言うことを素直に受け取ろう

って

 

その方が楽しいし

前向きだし

エネルギッシュに取り組めますからね

 

 

皆さんも気を付けましょう

 

私も気を付けます

 

とにかく素直に

日々を取り組むようにします

 

それではまた

 

頑張ろう日本!