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ONE TEAM

こんにちは

内藤です

 

新語・流行語大賞が発表されましたね

そんなに興味があるわけでもないのですが

世相を表すものとして知っておいた方がいいですね

○○ペイや令和、闇営業にタピる

色々な候補の中から見事大賞に選ばれたのは

 

「ONE TEAM」

 

ラグビー日本代表のスローガン

W杯では日本列島が興奮と感動に包まれましたね

ラグビーの精神

「One for All All for One」

一人はみんなのために みんなは一人のために

その精神を見事に体現していましたよね

 

15人のフィールドプレーヤーのみならず

控えの選手 チームスタッフ 家族 そしてサポーターまで

まさに日本代表が、というより

ラグビー日本代表を通して日本全体が「ONE TEAM」になっていました

非常に素晴らしい大会だったと思います

 

ラグビーやサッカーなどのチーム競技っていいですよね

チームならではの信頼関係や団結力

みんなの力を合わせることでとんでもないエネルギーが生まれる

その素晴らしさを体感することが出来ますからね

 

テニスは多くて2人

みんなで支え合うというより個の強さが重要ですからね

まあ、テニスはテニスで個人競技の素晴らしさ

個で戦うからこそ、周りへの感謝の気持ちを持つことが出来る

という良い面もありますね

 

でもね

テニスでもONE TEAM

みんなで一つになることが必要な時があります

 

テニスを大人数でする時

そう、レッスンの時ですね

 

これは以前にも書いたことがありますが

テニスでも勉強でも

何かを習得するときに

個別でするより集団の方が効果が高くなる

という研究結果もあります

 

コミュニティラーニング

という考え方ですね

 

一人では辿り着けない場所にでも

みんなでなら辿り着くことが出来る

 

今日のレッスンでも話をしたんです

4人でするボレーボレーの練習

みんなね

自分がいいプレーをすること

自分が決めること

それだけに終始しているんです

 

それではダメです

自分以外の3人の練習になるように

自分以外の3人のレベルが上がるようにプレーすればいいのです

 

相手の練習になるように足元に打ってあげる

緩急を混ぜてあげる

たまにチャンスボールも上げる

自分のペアの守備練習にもなりますからね

自分以外の3人がリズムよくプレー出来るように

自分が率先してリズムよく構えてプレーする

 

自分以外の3人がレベルアップするように練習していると

誰が一番練習になるか

誰が一番レベルアップするか

 

自分です

相当なスキルを要求されますからね

 

4人がそれぞれ自分以外の3人の為にと思って練習をする

そうすると4人ともがレベルアップすることになるんです

 

4人が自分のことだけを考えていると

誰一人上手くならない

そもそもラリーにならないんです

 

というか皆さんね

レベルアップしたいと思ったら上手い人と練習したいと思いますよね

じゃあですよ

レッスンに来ている自分以外の人がドンドン上手くなるようにプレーすればいいんです

上手い人だらけになって

上手い人の中でレッスンを受けることが出来るんです

 

でもいるんですよ

自分以外の人が上手くいくとね

嫉妬をしたり、ヘコんだり、焦ってしまったり・・

 

そんな感情は必要ないです

喜ばしいことです

自分がコーチとラリーを出来なくても

自分だけコーチからのアドバイスが少なくても

全然問題なし

自分以外の人がドンドン上手くなっていればそれでOK

 

その人と一緒に

そのチームで一緒に

練習している自分も自ずとレベルアップしていくものなんです

 

そんな簡単なことですら忘れてしまうものなんです

テニスは個人競技

いざ試合になったら自分のことは自分でする

その強い意志が必要です

 

でも練習の時は「ONE TEAM」

 

自分よりも

相手なりチームが強くなることを考える

全員の思いは同じなんです

「テニスが上手くなりたい」

その意識の高い低いこそあっても

一つの思いのうえに成り立っているチームです

 

「ONE TEAM」

 

レッスンの時も頭に入れておくといいでしょうね

 

ではまた

 

へばねー