おはようございます
内藤です
第192回のテーマは
「上達への近道」
日曜日にね
また月例のジュニアの試合をしたんです
いつもこの試合の時のことを書きますが
本当にね
毎回、気付きや発見があるんです
小学生の子たち
まだ選手活動をしていない子たちだからこそ
浮かび上がること
熱くて
純粋で
真っ直ぐな
テニスに対する取り組みや思い
私たちテニスコーチがね
長年テニスに携わっているからこそ
忘れてしまいがちな
新鮮なビジョンが示されたりするんです
今回はね
ただ単に
おぉー
こいつら上手いなー
なかなかテニスが上手になったなー
と感心して見ていたんです
そしてね
ふと思ったんです
気付いてしまったんです
ってゆうか
レッスンの時より上手くね?
レッスンの時
そんないいラリー
いい動き
素早い反応
見たことないんですけどー
って・・・
あいつらね
明らかに試合の時の方がパフォーマンスがいいんです
まあ、それはそうでしょうね
レッスンの時に
意図的に手を抜いてはいないと思いますが
少しは緩んでしまいますからね
試合の時はそれはもう真剣
常に目を光らせて
どんな動きも全力でしていますからね
それを見ていて
つくづく思ったんです
やはり試合
本番の試合
その経験を重ねることで
レベルアップしていくんだなー
って
試合という
緊張感のある場所
本当に色々なスキルが必要とされる場所
そんな場を多く経験して
テニスの何たるかを頭でも体でも
そして肌感覚的にも自分に染み込ませていく
それこそが
テニスに限らず何でもそうですが
レベルアップの最短の
そして唯一の道だと思うんです
練習も必要ですよ
基本的な動きや考え方
ある程度は練習で身に付けるものでしょう
そう
ある程度でOK
というか
練習ではある程度しか身に付きません
これは前にも書きましたが
練習で50点まできたプレー
それを80点、100点にするのは
もはや練習では不可能
試合の中で
本番の真剣勝負の中で使うことで
初めてそのプレーの質が上がっていく
もっと上手くなったら試合に出る
とか見当外れなことを言う方が
結構いるのですが
間違いです
上手くなったら試合に出る
ではなくて
試合に出てるから上手くなる
これが正解です
これがアスリートの
現場で生きる者の道なのです
評論家とは一線を画すべき考え方なのです
日本人のいけないところでもあるのでしょうね
練習に重きを置きますからね
日々の鍛錬
非常に美しくもあります
美学として誇るべきことです
毎日の積み重ねは裏切りません
確実に自分の力になります
でもやはりね
日々の鍛錬はインプット作業
アウトプットの質を上げるには
そのインプットされた膨大な情報を
適切かつ迅速にアウトプットするためには
アウトプットをトレーニングする場
つまり
試合という真剣勝負の場を多く経験する他にないということです
基本的には
アウトプットのためのインプット作業に重きを置くべきです
勉強や単純な動作はね
でもスポーツは
とりわけテニスは特殊ですからね
対人性や自由度が高いために
臨機応変さ
適切なアウトプットの質が求められる競技ですからね
大げさに言うと
練習3試合7
くらいでいいのかもしれません
週7レッスン
月1試合
の選手と
週3レッスン
毎週試合
の選手だったら
確実に
これはもう100%
後者 毎週試合の選手が
最終的に強くなります
試合
やはり実践の場は何にも増して大切です
上手くなりたいのなら
するべきことはシンプルです
試合に出ましょう
バンバン出ましょう
練習→試合
練習でしたことを試合で発揮する
試合→練習
試合での反省や課題を練習でトライする
という矢印的な考え方から
試合>練習
試合でしか身に付かないことがある
というシンプルかつ
本質的な考え方に改めるようにしましょう
今日は試合にエントリー
とにかく検索しまくって
バンバン試合に出てみましょう
あ、テニスに限らずですよ
テニスの上達のためにバレーボールの試合に出る
これもありです
料理教室のコンテストに出場する
これもあり
アウトプットのトレーニングをすることが重要ということです!