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適材適所

こんにちは

内藤です

 

念願の金メダルでした

 

終盤はドキドキものでしたね

 

野球ね

侍ジャパンね

 

1-0のまま終盤になって

8回の攻防が勝敗を決定付けました

 

8回の表

アメリカの先頭打者にヒットを許して

何かまずい雰囲気に・・・

 

そこでピッチャー交代

 

この緊迫する重要局面にマウンドに上がったのが

我が阪神タイガースが誇るセットアッパー岩崎優(いわざき すぐる)

 

 

もう見てられない

と思っていたのですが・・

 

岩崎の堂々たる投げっぷり

シーズン中と変わらない淡々とした雰囲気

 

いい意味でね

オリンピックの決勝

その緊迫した場面とは思えない感じなんです

 

まあ、セットアッパーなので

毎度のことなのでしょうが

それにしても普通にナイスピッチングで抑えてくれたんです

 

安心して見ていられました

 

 

あ、セットアッパーというのはね

試合の終盤、抑えの投手の前

7回、8回あたりを任せられている投手です

 

試合の大事な場面や

ランナーのいるピンチの時なんかに登場します

 

しかもシーズン中は何試合も登板します

 

毎日のように投げる時もあります

 

だから慣れている

肝が据わっている

 

いつもの自分の仕事を淡々とこなしている

 

昨日の岩崎もそんな感じでした

 

 

さすがですよ

 

まさに適材適所

 

ピッチャーというものがね

投げるボールの質だけなら

先発や抑えの投手の方が遥かに上なんです

 

現に日本代表には各チームのエース級が揃っているんです

 

でも・・

岩崎なんです

 

昨日のあの局面

終盤8回の大事な場面

火消しを任せられるのは岩崎以外にいないんです

 

 

千賀投手や伊藤投手はちょっと苦労していましたからね

 

やはりいつもの先発とは少し勝手が違っているようでした

 

すでに出来上がっている試合の雰囲気や流れに

上手くアジャスト出来ていない感じでした

 

 

岩崎はそういう諸々を含めて

8回を抑える

という確固たる技術を持っている

 

そういうことなのでしょう

 

 

なので岩崎は先発では力を発揮出来ない

 

昨日の先発の森下投手のように5回までをピシャリ

なんてことは出来ないでしょう

 

ピッチャーとしてどちらが上

という話ではなく

適材適所の問題

 

どういうプレースタイルか

という話ですね

 

 

テニスでもあるわけです

 

例えばスライス

 

スライスというショットの質は

シングルスでバンバンエースを取れるストローカーの方が上なんです

 

しかし・・

スライスプレイヤーというものは

スライスを巧みに使って点数を取るんです

 

そこまで大したボールではないのに

相手との駆け引き

自分の動き

場の空気感

そういうものを駆使して相手を崩す

 

それがスライスプレイヤーなんです

 

テニスにおいてスライスを使う

スライスプレイヤーになるということは

スライスの質を上げる

なんて浅い話ではなくて

プレーの考え方を変える

プレーの幅を広げるということなんです

 

 

ピッチャーでいうとまさにセットアッパー

岩崎のような投球術

その場の空気感で危機回避をする能力

 

そういうところが似ているんです

 

ここ一番のキレのあるボールがある

というのも共通していますね

 

テニスのスライスプレイヤーってね

ほぼもれなくサーブのキレがありますからね

 

ガツンという一撃ではないのですが

ここ一番ではキレのあるサーブでポイントを取れるんです

 

 

そういうことでね

 

次回の金曜日イベントは

「スライスプレイヤー」をやります

 

スライスのショット練習だけではなく

戦術、というか考え方までしっかりやります

 

再来週の8月20日(金)です

 

予約は明日ですね

 

時間は・・・

これだけ岩崎の話をしていたら分かりますよね

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!