r-7110のブログ

メルマガ『reborn』バックナンバー

レッスンの目的

こんにちは

内藤です

 

今週はイベントWEEK

 

あれやこれやとイベントレッスンをしています

 

色々しているのですが

私はね

試合に強くなろう的なイベントを多く担当しています

 

一般クラスでも

ダブルスに勝ちたい

強くなりたい

そういうイベントレッスンをしています

 

していて思ったことがあるんです

 

 

皆さんはね

通常レッスンを何だと思っているのでしょうか

 

いや、初中級とか中級とかのレッスンね

 

あのレッスンの目的というか

コーチとお客様がどういうモチベーションでレッスンをしているか

というかすべきか

 

どうお考えなのかと思うわけです

 

 

もう、今書きましたが

通常レッスンにおける皆さんはお客様です

 

生徒ではありません

 

我々コーチが行っているのは指導ではありません

 

サービスです

 

まずはこの認識が不可欠です

 

 

そして

我々コーチが通常レッスンで考えていること

 

お客様に平等にサービスが行き届くことです

 

当たり前です

 

接客業を営んでいるわけです

 

お客様に不快な思いもさせてはいけません

 

 

はっきり言いますね

 

通常レッスンで

お客様のテニスを強くしようなどと

これっぽっちも考えていません

 

テニスを楽しんで欲しい

テニスを知って欲しい

打つのが上手になって欲しい

いい運動になるようにしたい

 

そういう感じです

 

そりゃそうです

 

通常レッスンでね

 

全員を強くしようと

トレーニングをしたり

声を出させたり

厳しいメニューばかりしていると

お客様がほとんどいなくなります

 

誰か一人を強くしようとしても同じです

 

その人の打つボールが取りづらいとラリーにならないし

その人がダブルスで弱い方ばかりを狙って

不穏な空気が流れる

場合によってはクレームにも発展しますからね

 

 

通常レッスンはみんなでテニスを楽しむ場なんです

 

いい運動をする場なんです

 

それもまたスポーツの素晴らしいところです

 

試合に勝つ負けるではないところでも

十分にテニスを楽しんで

テニスを知ることは出来るんです

 

 

何でこんなことを書いたかと言うとね

 

イベントでこんなことがあったんです

 

ボレーをスライスで滑らせろ

と言って練習したんです

 

ローボレーでもスライスで滑らせろ

 

なかなか難しいのでミスが出るわけです

 

まあ、それはいいんです

練習なので

 

たまに上手くいくと

返しづらいボールになっていました

 

 

するとお客様が

ローボレーは面を作って少し押すだけでいいとレッスンで言われました

と仰ったんです

 

いや、それはそうですよ

 

通常レッスンの話ですよね

ということなんです

 

通常レッスンはラリーをする場です

 

本当のテニスはラリーを切るスポーツです

 

相手にストレスやプレッシャーを与えないといけません

 

通常レッスンは違います

 

そんなことをされると空気が悪くなるので

ミスなくクロスに

まずはラリーをしましょう

です

 

いきなりストレートに仕掛けたりするのもよくないです

 

本当はしますよ

 

徹底的に弱い方を狙いますから

 

でも通常レッスンはそういう場ではない

ということです

 

 

これは皆さんもね

 

ある程度は認識していると思っていたんです

 

だってね

コーチとのラリー

 

あんなのあり得ないじゃないですか

 

ほぼ動かなくてもいいようにコーチがコントロールして

皆さんが気持ちよく打つ

 

もしくは

決まった動きになるようにコーチがコントロールして

皆さんがいい運動になるようにする

 

選手がする練習とは程遠いのは分かりますよね

 

 

そういうことです

 

通常レッスンは「練習」ではなく

「運動」なんです

 

何度も言いますがそれがダメということではありません

 

練習が価値が高くて

運動が価値が低いということではない

 

性質の違いを述べているだけです

 

そこは理解したうえで

試合に勝ちたいという人は

通常レッスンを受けた方がいいと思います

 

通常レッスンに意味がないということでもないですから

 

意味は非常にあります

 

テニスを知ることは出来ます

 

自分の取り組み方次第で

「運動」を「練習」に近づけることも出来ます

 

 

それはどうすればいいかは

書くと長くなるので・・

直接聞きに来てください

 

 

やはり

試合に勝つ側になるためにはね

 

まずは「お客様」という意識を捨てること

そして「不平等」を受け入れること

自分が求める「快適さ」を満たそうとしないこと

 

そんなことが必要なわけですが・・

 

通常レッスンでは

なかなか難しい側面がありますよね

ってことです

 

 

技術的なことで

これは「運動」側のショットですか

「試合」側のショットは何ですか

 

とかも聞いてくれればお答えしますね

 

気が向いたら・・・

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!