こんにちは
内藤です
今回もイベントレッスンから
今回の要項はこちら
今回の必勝練習は『必勝パターン』のボレー編
ボレーの技術が高ければ、どこにボレーをしてもチャンスを作れます。
・・・が！残念ながら今の皆さんのボレースキルではそうはいきません。
ボレーについても、２回、３回、４回とボレーを組み合わせて
勝てるパターンを持つべきです！
ストロークもボレーも、ショットではなく「パターン」で
ポイントを作れるようにしましょう！
という感じ
先週のストローク編のボレーバージョン
レッスンした内容、話した内容は
ほとんどストロークの時と同じ
（※「必勝パターン」参照）
一発に頼らずに
相手の嫌なところに打って
アドバンテージのある展開を作りましょう
というもの
具体的なパターンや
狙う場所、動きなどもストロークの時と基本的には同じ
相手前衛のバックの足元、バックハイ
後衛側の前のスペース（浅いボール）
そこからチャンスメイクしていく
ボレーの時（平行陣）に気を付けたいのは
ボレーをスライスにしておくことです
パターンを作るために
コントロールを意識し過ぎると
ボレーが当てるだけになって
特に女ダブの場合はロブでかわされてしまいます
しっかりスライスでコントロールする
これが難しいので
練習が必要になるわけです
まあ、ただそれだけ
相手の嫌なところに
嫌なボールを打って
プレッシャーをかける動きをする
ただそれだけのことです
そんな単純なことを
ほとんどの人が考えていないんです
そういうことは考えずに
ただ闇雲に
「ナイスショット」を目指している
「頑張って」「いいボール」を打とうとしている
・・・
それじゃあいけません
ということ
ただね
相手の嫌なとこに打つのが
自分にとってすごい難しい
とんでもない技術がいる
これは大変です
しかし
実はそんなこともないんです
ジュニアも含めて
一般プレーヤーのほとんどが
特に女性に顕著なことで
「右に打つ」ショットの方が簡単
ということがあります
フォアの逆クロス
バックのクロス
理由を書くと長くなるのですが
ざっくり言うと
打点が近い
身体が開きやすい
手のひら感覚でテニスをするあまりラケットヘッドが出てこない
だからフォアが右に飛ぶ
バックは逆に
クローズドスタンスになり易い
肘を畳むスイングになりやすい
だから右に飛ぶ
どちらも右に飛びやすい
と、いうことは、ですよ
相手が右利きの場合
バックハンドに飛びやすいのです
自分にとって飛びやすいコースが
相手にとって嫌なコースになり易い
わけなんです
なのにね
だのにね
わざわざ無理して相手のフォア側に打ったりするんです
フォアサイドが分かり易いですね
普通に対処出来るボールが来たら
ストレート（右側）に展開すればいいのに
わざわざクロスに打つんです
しかも精度も質も悪いんです
そして相手後衛に足元に沈められたり
縦ロブを上げられる
意味不明です
自分にとって難しくて
相手にとって利のあるコースをわざわざ選択している
そして
問題なのはそのことに本人が気付いていない
ということなんです
「今のどうしてクロスに打ったんですか？」
と聞くと
ほとんどの人が答えられない
あろうことか
こんな稚拙なことを言う
「いや、とりあえず」
何それ？
ここは飲み会か！？
いや、飲み会はね
それは「とりあえず生」ですよ
メニュー表見て
カシスオレンジとか言うのが許されるのは
２５歳までの女子だけです
それ以外の人は
幹事の「生の人」の声に
しっかり挙手すべきです
飲み会は「とりあえず」ですが
テニスの試合で「とりあえず」クロスに打ってる場合ではありません
それはレッスンの話です
これも以前に書きましたが
（※「レッスンの目的」参照）
レッスンと試合は目的が違うので
打つコースやパターン
その考え方が違ってきます
そんなのちょっと考えれば分かることです
試合は全員がストレスなくテニスをする場ではありません
相手にどんどんストレスを与え続けないといけません
常に嫌なところに打つ
嫌な動きをする
「とりあえず」クロスに打つ余裕もスキルも
あなたにはありません
どんどんストレートに展開すればいいんです
浅いボールを打って走らせればいいんです
そういう考えを出発点にすれば
自ずと見えてくると思います
試合で勝つために
点を取るパターンを作るために
自分が何を練習すればいいか
が・・
どこにどんなサーブを打つか
ストロークは？
ボレーは？
スマッシュは？
ポジションは？
果たして
深くて伸びのあるボールだけが「ナイスショット」なのか？
試合に出ている方は
今一度考えてみてください
来週は何しようかなー？
明日にでもアップしようかなー？
それではまた
頑張ろう日本！
