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分かれ道

こんにちは

内藤です

 

全豪オープンの前哨戦

 

大坂なおみ選手は棄権しましたね

 

でも、テニスの調子は良さそう

全豪も期待出来ますね

 

大坂なおみのテニスを久しぶりに見て

やはり確信したことがあったんです

 

以前からも言っていたこと

 

ジュニアの子にしつこく言ってきたことなのですが

 

 

『フォアのフィニッシュは左手を添える』

 

 

昨日、アカデミーのノートにも書いたのですが

テニスのスイングの中で一番大事

圧倒的に大事なことだと確信したんです

 

フィニッシュの位置はどこでもいいんです

(細かく言うとありますが・・)

 

ティームのように高くても

大坂なおみのように普通の位置でも

フェデラーのように低くても

 

とにかく左手を添えて

両手でフィニッシュをする

 

 

今まで多くのジュニアを見てきました

そして一般の方もです

 

その中で

本当に上手くなっていったのは

フォアの左手を添えてフィニッシュをする子です

 

技術的な理由を言うと色々あります

 

体が開かないようにするため

ヘッドスピードを上げるため

打った後の構えを早くするため

試合で面がブレてビビらないため

 

ざっくり言うとそんなところですが

 

まあ、要するに

バランスよく早い展開のプレーをする

逆クロスよりクロスをメインにプレーする

 

そのために左手を添えた方がいい

というだけのことです

 

 

そんなに難しいことではないんです

 

みんなやっていたので・・

 

 

そうなんです

 

ほとんど誰もが

一度は左手を添えてフィニッシュをしていたのです

 

テニスを始めた時は

左手の使い方がままならず

右手だけでビューンと振ってしまう

 

それだと安定しないので

左手を添えてテイクバックして

左手を添えてフィニッシュする

 

両手でラケットを扱うようになります

 

 

そうなんです

 

知っているんです

 

右手だけでラケットを扱ってはダメ

常に左手を添えるようにすること

 

そうして上手くなってきたんです

 

それなのに

ある時を境にまた右手ビューンスイングに戻るんです

 

 

慣れてくるとね

右手だけでもある程度コントロール出来るので

左手を開放してビュンビュン振ってしまう

 

この方が凄いスイングになる

と勘違いをして・・

 

 

まあ、案の定散り出すんです

 

練習で入っていても

試合だと入らない

 

というより

入らない気がして

思い切りよくスイング出来ない

 

そうするとどうなるか

 

オープンスタンスでボールを待って

スピンでしか打てなくなる

 

グリップが厚くなってボールが飛ばなくなる

 

浅いボールにすぐスライスを使いたがる

 

まあ、こんな風にして

消えていく選手になるわけです

 

 

左手を添えてフィニッシュをする

 

これがいかに大事なことか

 

特にジュニア選手はしっかり受け止めておかないといけません

 

 

まあ、そもそもね

 

左手を開放した方が

スイングが上がる

なんてことが間違っているんです

 

これも細かく書くと長くなるので省きますが

 

左手があった方が

「ヘッドスピード」は上がるんです

 

右腕のスイング速度よりも

「ヘッドスピード」を上げることの方が重要です

 

現にね

大坂なおみのフォアのボール速度

時速160キロ以上は女子の現役選手トップです

 

そのまま真似すればいいだけ

 

というより

初心者の頃のように

両手でラケットを扱えばいいだけです

 

 

フォアの左手

 

他のスイングにも影響を及ぼす非常に重要なことです

(フォアに限らず左手は添えた方がいいので)

 

他にもいくつか大事なことはあるのですが

それはまた今度

 

スイングにおいては

 

『フォアのフィニッシュは左手を添える』

 

これだけを注意して練習してみましょう

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!