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スライスボレー 左手の使い方

おはようございます
内藤です

第180回のテーマは
「スライスボレー 左手の使い方」

今週のレッスンテーマ
スライスボレー

・・・

うん、そうやね
ボレーって言ったらスライスやからね

まあ、普通にボレーしましょうね
っていう・・

そういうことなのですが
一応、期のテーマのスライスを意識して
より攻撃的に滑らせていく
とか
緩いボールに対して
上手くラケット面に乗せてコントロールする
とか
そういうところですね

通常のボレーよりも
積極的にラケットを動かす
腕を動かしていく
ということになります

だからと言って
ラケットを振る
ビュンってスイングする
などということはしません

ラケットを動かす

ラケットを振る
は明確な違いがあるので
一緒にしないようにしましょう


今回も3ヶ条にはせずに
一つのテーマに絞ります


左手

今週はフォアもバックもするのですが
フォアボレーの
左手の使い方
ここに絞って書きますね

ラケットをどう扱うか
要するに右手をどう動かすか

左手の使い方によって決まります

では
フォアスライスボレー 左手の使い方


「開いて閉じる」

基本的な左手の使い方です

左手というより両手両腕
これを同じように動かすやり方です

まずはテイクバック

右腕を引く
というより
両腕を開く

体の前で両腕を開けば
テイクバックが完了です

このときの左手に注意

ボレーではラケット面を開くので
左手の手の平も開きます

開いて少し上に向けて
まぁるく柔らかくしておきます

左手首が外向きに反らないように気を付けましょう

左手に鏡を持って
自分の顔を見るような感じにすればOKです


両腕を開いたところから
閉じてきます

体を少し横向きにして
ボールをキャッチするように両腕を閉じてくるだけです

じゃあ勝手にラケットが動いて
ボールをいい感じに飛ばしてくれます


左手を右手と同じように動かす

安定感の増す基本的な使い方です

ただ、このやり方は
しっかり横向きになったり
両腕を動かす時間がかかったり

何より
右手のタッチ感覚を発揮しにくい
というデメリットもあります

慣れてくると
右手のタッチ感覚を大事にしたいので
あえて「左手を使わない」という使い方
をすることもあります

何かややこしいですね

スライスボレーは
右手の「感じ」を強めにしたいので
左手に邪魔させないようにすることもあります


それが
「左手はバランス取るだけ」

という使い方です

右手メインなので
テイクバックで右手を引きます

体は少し前向き
しっかり横向きにしない感じです

右手は右上に引くことになるので
左手はバランスを取るように左下

両手でラケットを持って構えたところから
右手は右上
左手は左下
にバランスを取るように動かします

そこから
右手を積極的に動かして
ボールを捉えます

スイング中
左手は動かしません

完全に右手主導です

フォロースルーも
左手がいないことでしっかり取ることが出来ます

スライスを意識するときは
こちらの仕方がしっくりくるかもしれません

が、しかしです

この仕方は
慣れていないととんでもないミスがでます

左手という制限なしに
右手を動かすので

不安定になったり
振り過ぎたり
色々なミスも出やすくなります


安定させたいときは
「開いて閉じる」

シューっといきたいときは
「右手メイン」

そのように上手く使い分けが出来るといいですね


今日は左手を意識しよう
字を書くとき
包丁を使うとき
サーブのとき、フォアストロークのとき
その動作の良し悪しは
左手の使い方で決まってきます!