こんにちは
内藤です
この前のレッスンでね
理解出来ないというか
そういうこと言うよねぇ
っていうことがあったんです
一般クラスのレッスン
中級の女性の方にね
自分はまだまだテニスが下手だな
って思いますよね？
と聞いたんです
はい
そうですね
と即答したんです
間髪入れずにさらに質問しました
ということは
○○さんもテニスが下手ですよね？
横に立っていた同じ中級の女性
その方を指して聞いたんです
じゃあですよ
何も答えず
頷いてもくれない
ちょっとね
えっ？
○○さんは上手ですよ
みたいな反応をしちゃってるんです
これはおかしい
理解不能です
中級の自分のことは下手と思っている
なのに
中級の別の人は下手と思っていない
どういうこと？
レベル設定をしている我々コーチがおかしいということ？
でも
そう聞くと
そうでもないと言う
もはや意味不明
でもまあ
そういうこと言うよねぇ
と思いました
知っている人ですし
いい人だし
下手な自分が人に対して下手だなんて
とてもそんなこと・・・
だからです
だから
試合に負けるんです
人に対して
相手に対しての適切な評価すら出来ていない
しかもそれほど難しくない評価
自分が下手だから
自分と同じカテゴリー内のこの人も下手
たかがそんな評価すら出来ない
自分と同等の下手な人を相手にして
打つところがなくなるんです
ボールに触れられてはなるまい
と
余計なプレッシャーを自分にかけて
厳しいところばかり狙う
そしてミスを重ねる・・
相手は自分と同じくらい下手な人なのに・・
打たせりゃいいんです
ロブも普通くらいでＯＫです
足元も大体でＯＫ
決められやしません
きちんとケアしていれば対応出来ます
なぜなら
相手はトッププロではないから
自分と同じカテゴリー内の人ですから
相手を過大評価し過ぎると
打つコースがかなり制限されて
無理が生じてしまいます
相手の評価をきちんとすべきです
ここは強い
ここは弱い
動きは遅い
全体的に自分と同じくらい下手なはずです
じゃあ気楽に臨めるというものです
戦術
その選択肢も増えるはずです
相手のテニスの評価をする時
人柄とかはどうでもいいことです
いい人だろうと
お世話になっていようと
テニスが下手な人は下手
上手い人は上手い
ただそれだけ
これは特に女性の方が
気を付けた方がいいように思います
嘘をつくじゃないですか
友達が買ってきてくれたお土産を
おいしい！
って・・・
いやいやいや
そんな海外の得体の知れないお菓子・・
しかも薬みたいな味がして
何やらパッサパサ・・・
とても美味しいとは言えない物をね
おいしい
などと宣うんです
本当に味覚的に美味しいと思っているわけではないでしょう
気を遣っているのでしょう
ついていい嘘
つくべき嘘だと思って
そのお菓子に美味しいという評価をしているのでしょう
友達が自分のためを思ってお土産を買ってきてくれたこと
それと
そのお土産のお菓子の味
これは全く別のことです
全く別の評価をして然るべきです
友達の行為は嬉しい
ありがとう
ほんと優しいね
そう心から伝えればいい
でも
このお菓子はまずいね
（私の口には合わない、くらいでいいですが・・）
そう正直に評価すればいいだけです
失礼でも何でもないです
そのお菓子製造メーカーの評価をしただけです
しかもその方が友達の為にもなります
次回同じ場所に行ったときに
同じお土産を他の友達に買ってくることがなくなりますから
まあ、とにかくね
人の評価とその人のテニスの評価
ここをしっかり切り分けて
適切な評価のもと
適切な戦術
ショットの選択肢を考慮したいものです
まあ、わざわざ口にしなくてもいいですけどね
あなたは私と同じでテニスが下手だ
なんてことは・・・
それではまた
頑張ろう日本！
