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たすきリレー

こんにちは

内藤です

 

昨日ね

ジュニア1、小学生低学年の

イベントレッスンをしたんです

 

ラリーを多くしてあげようと

思っていたのですが・・

 

昨日も・・

例によって・・

 

猛暑日・・

 

 

夕方には私の体は

熱中症に蝕まれていました

 

あかん・・

 

頭が痛い・・

 

寒気がする・・

 

気がする

 

・・・

 

実際はそうでもないけど

何だか体が・・

 

ダルおも~

 

 

・・・

 

どうしようかと思っていた私の前に

5、6年生の上手い子たちが・・

 

これしかない!

 

 

「やあ、エブリワン!調子はどうだい」

 

「何、コーチ? 絶対何か企んでるでしょ?」

 

「相変わらず察しがいいね」

「ジュニア1の相手をして欲しいのだが・・」

 

「えー!ほんと!?いいよー」

 

周りの子たちも

 

「やったー!私もするー」

 

 

キタ━(゚∀゚)!

 

ナイスお前ら!

 

 

そういうわけで

4名ほどがラリーや試合の相手をしてくれたんです

 

自分のレッスン後の時間

7時半くらいまで付き合ってくれました

 

テニスが出来てラッキーという面も

あるとは思いますが

 

低学年の子の相手ですからね

柔らかいボールで

そこまで上手じゃない子もいますからね

 

それでも

きちんと真剣に

そして楽しそうにしてくれました

 

 

素晴らしいことです

 

昨日以外でも

たまにしてもらうんです

 

中学生に低学年とラリーをしてもらったり

選手コースの子に幼稚園の子と

試合をしてもったりもします

 

誰も嫌な顔をせず

しっかり相手をしてくれます

 

私が圧をかけたりしてるわけではありません

 

ちょっとお願いすると

進んでしてくれます

 

 

相手をしてもらう下の学年の子も

きちんと挨拶をして真剣にやります

 

「お願いします」

とラリーを始め

打ち負かされても必死で喰らいつきます

 

それはそうです

 

自分より上の子が

真剣に相手をしてくれているのですから

手を抜こうはずがありません

 

上の子も下の子も

互いにリスペクトして

ネットを挟んで対峙しているんです

 

本当に素晴らしいことです

 

 

実はこれは連鎖しているんです

 

今の高学年の子ね

 

自分が低学年の時に

同じように相手をしてもらっていたんです

 

だから率先してしてくれるんです

 

その時の恩を

今、自分たちが下の子に返しているんです

 

今の低学年の子も

そうやってこの伝統を引き継ぐでしょう

 

 

下の子とするより

上の子とたくさん打ちたい

 

そんな打算はあの子たちにありません

 

そこが我々大人と違うところです

 

損得で動いていない

 

情とか

使命とか

そんなイメージで動いているんです

 

 

だからまた

自分たちが上の子と出来る機会が増えるんです

 

不思議と巡るものです

 

私がそう動くということもあるでしょう

 

損得で

上の子と出来た方が得だ

なんて考えを持つ人のために

何かしてあげようとは思いませんからね

 

 

自分たちがこのスクールの

自分たちが世話になっているこの場所の

ためになることをするんだ

 

そうやって

自ずと貢献してくれる子のために

色々と手を尽くしてあげようとしますからね

 

 

子供は本当に素直です

 

その素直さに

人は動かされます

 

その素直さが

その子の道を開いていきます

 

我々大人は

間違っても

妙な打算的な考えを

子供に持ち込まないようにしなければなりません

 

 

あの子たちがいれば

このスクールは大丈夫でしょう

 

少なくとも私は

この雰囲気、この流れを

止めることがないように

フォローしていこうと思います

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!