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Feel!

こんにちは

内藤です

 

昨日のレッスン

詰めましょう!っていう話をしたんです

 

ダブルスでね

チャンスが来たから詰める

ではなくて

何となく詰める

相手にプレッシャーをかける

ロブではなさそうだから詰めて仕留める

 

そんな動きをしましょう

ということ

 

なかなか勇気がいります

 

タイミングも難しいですね

あまり早く動き過ぎるとロブでかわされますから

 

まあ、それは経験です

練習でトライしていく中で覚えましょう

ということです

 

あとは

当然技術も要します

 

前に入りながら処理をしたり

詰めた時の反応

ボレーのタッチ

技術がないと成り立ちません

 

そう、技術はある

あるにもかかわらず詰めない

 

そんな中級女性の方に言っていたんです

 

とにかく詰めろ!と

 

詰めれば決めれるのに

詰めれば局面を打開出来るのに

そしてその技術があるのに

詰めない・・

 

いや、なまじ技術があるからこそ

デッドゾーン辺りで上手いこと処理してしまって

それでまた、ポイントに繋がってしまったりして

詰めることが出来なくなっている

 

でも、上のレベルでやるためには必要

詰めないといけない場面があるわけです

本人もそれは重々承知しているんです

 

何度も言いました

 

詰めろ!

 

ペアより先に前に出ろ!

 

全部自分で取れ!

 

とにかく詰めろ!

 

小田よ!

Don’t think! Feel!!

 

そう

詰めれない人たちの最大の問題点

 

それは

考えすぎ

 

相手がここにいるから・・

ペアとのバランスは・・

もしロブが来たら・・

 

そんなことを考えている暇など存在しないんです

 

考えていたらとても間に合わない

 

どうする?

 

感じるんです

 

雰囲気を感じ取る

 

いけるっ!

 

今だっ!

 

おりゃー!

 

ただ何となく

根拠レスに飛び込むんです

 

何かいけそうやな

そう感じた瞬間アクセルを踏むんです

 

考えることも大切です

相手を見て洞察することももちろん重要

 

ただね

詰めるべき、ここという局面では

「感じる」というアンテナを張っておくべきです

 

そして

この「感じる」能力を鍛えなければならないんです

 

それは経験を積むことかもしれない

あるいは

色んなスポーツを見ることかもしれない

 

そういう中で

今、ここで詰めるべき

という感性を養うべきなのです

 

考えるのは時間がかかる

感じるのは脊髄反射的に反応出来ます

 

いやね

「感じる」というのもね

脳科学的には

五感から入ってきた刺激に対して

今までの経験上から

脳があれこれと思考・判断しているに過ぎない

 

そうかもしれませんが

そんな机上のことは学者に任せていればいい

 

我々現場で生きる者は

やはり「頭」ではなく

「体」で

肌感覚的に雰囲気で

感じる、ということが出来なければならないんです

 

 

しかしね

あくまでそれは

実戦での最後の最後

ここぞという局面での話

 

勘違いしてはいけないのは

Don’t think! Feel!!

これを言ったブルース・リーは

生涯考えに考え抜いて格闘の理論を求めた人です

 

普段はよく考えて鍛錬を積むべきだと言っています

 

そのうえで

実戦の場で相手と対峙した時には

 

自分の繰り出す技について考えてはならない

相手の動きを感じるんだ

 

そういう意味で言った言葉です

 

普段、考えもしない人は感じる力も身に付かない

 

普段から考えに考え抜いている者こそ

実戦の場において「感じる」ことが出来る

そういう意味も含まれているのでしょう

 

なかなか奥が深いです

 

 

動きが悪くなったり

前に出るタイミングが分からない

なんて時は

考えることをやめて

「感じる」

ということも必要なのかもしれません

 

それではまた

 

頑張ろう日本!