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ボレーヤー

こんにちは

内藤です

 

今朝はイベントレッスン

 

要項はこちら

 

 

今回は『ボレーヤー』

スライスプレイヤーと同じで、ボレーヤーはボレーで点を取るわけではありません!

アプローチからの流れやポジションで相手を崩す!

前への動きでプレッシャーをかけ続けて試合をものにする!

それがボレーヤーです。ダブルスには必須の考え方です!

ボレーヤーの考えを知ることで、ダブルス力をアップさせましょう!

 

 

というもの

 

前回のスライスプレイヤーと似た感じです

 

ボレー単品の質ではなく

ボレーへの動き出しや

アプローチのバリエーションで相手を崩す

という感じです

 

 

意識してもらったのは

やはり、まずは「動き」です

 

前への動き

相手との距離を詰めていく動き

ですね

 

これもまた

動きのタイミングや質はある程度でもいいんです

 

大事なことは

「動き」によって局面が変わる

という認識を持つことです

 

「動き」もショットと同じように

局面を構成する要素だという認識を持つことです

 

例えばね

 

深いボールを打って

相手からの浅いボールを引き出して

アプローチで仕掛ける

 

大体の人がこの発想なんです

 

局面を作っているのが「ボール」

要するにショットです

 

 

そうではなくて

 

クロスに普通に打って

前に入っていく

そうすると

その動きを見た相手が慌てて打ったロブが甘くなって

スマッシュで決めることが出来る

 

これがボレーヤーの発想です

 

自分の「動き」が局面の構成に

大きな要素をもたらしている

ということを知っているのです

 

 

いいボールを打って前に行く

ではなく

とりあえず前に行けば

有利な局面が現れる

というのがボレーヤーなんです

 

 

そのことを強く認識してもらいました

 

もう一つ

 

まあ、これも似たことなのですが

 

そもそも

そういった局面を自分が作る

という発想に立つこと

 

ボールがここにいったら・・・

 

とかではなく

 

自分が環境を作る

 

「自分が」ここにこういうボールをフィードして

「自分が」こういう動きをして

そのことによって

相手の動きやショットの選択という環境が構成されていく

 

あくまで

環境を作っているのは自分だ

という考え方が必要

だということです

 

 

ボレーヤーは基本的にショットが弱いんです

 

ショットでは戦えないことを認識している

 

だから環境を作る側になるんです

 

私はいつも言います

 

このブログでも何度も書きました

 

※「紡がれる意思

※「環境」 参照

 

 

状況?

何が状況だ

俺が状況を作るのだ

 

環境がどうした?

環境とは自分で作り出すものではないか

 

ナポレオン・ボナパルト

 

 

非常に強い言葉

非常に強い意志と行動力を感じさせる言葉です

 

 

でも、この言葉の真意とは何ですか?

 

この言葉が生まれる前提は何ですか?

 

 

それは

私は弱い

ということです

 

弱いから

環境に適応出来ない

 

弱いから

人が作った状況に右往左往してしまう

 

だから

自分が作ればいい

 

自分は弱いからこそ

自分に合った環境を作ればいいんだ

という「力強い」弱者の発想なんです

 

 

そうですよね

 

もし強かったらそんなことしなくていいんです

 

猛暑でもね

強ければ順応出来るでしょう

 

でも人は弱いからこそ

冷房を作ったのです

 

猛暑を涼しくする

という環境を作り出すことをしたんです

 

 

テニスもそうなんです

 

ショットが強ければ

運動能力がずば抜けていれば

何も自分から環境を作らなくてもいいんです

 

常に相手の土俵でプレーする

いわば横綱相撲を取ればいいわけです

 

 

でも、ボレーヤーは違うんです

 

ショットがないから

相手の土俵では勝てないから

自分が弱いということを真正面から認識しているからこそ

 

自分が環境を変えてやる

 

という力強い一手を打てるわけなんです

 

 

相手がアプローチしてきた時に

その場でしっかり受けたりしません

 

無理やり自分もアプローチをし返します

 

相手としたら意表を突かれます

 

いきなりボレーボレーになるわけですから

 

 

打ち合いの最中に

何の脈絡もなく

前に入りながらロブを上げたりします

 

そうやって

局面を打破していく

環境を作っていく

というプレーを操ることこそ

ボレーヤーの矜持なんです

 

 

今日の参加者の皆さんは

よく理解して

よくトライしてくれていました

 

プレーの幅が広がった

というより

 

プレーヤーとしての

視点の質が変わっていましたね

 

素晴らしいことです

 

 

来週はガラっと変わります

 

来週のイベントテーマ

 

「自由研究」です

 

そう、例の・・自由研究です

 

何をするかは・・・

 

 

自由だぁーーー!!!

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!

 

 

 

あっ、イベントの予約開始時間は

明日の午前中のどこかです

 

今回はノーヒントですね

 

イベントは来週の金曜日です

 

来週はもう9月なんですね

ちょっとは暑さが納まればいいのですが・・・