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メルマガ『reborn』バックナンバー

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こんにちは

内藤です

 

昨日

月例のジュニア大会

子供たちが熱い戦いを繰り広げていました

 

毎回ね

終わった後に子供たちに話をするんです

 

試合の内容や

今後の取り組み方

その時に合った話をするのです

 

私の仕事はここだと思っています

 

試合を終えた後

緊張の中で自分を出せた子、出せなかった子

落ち込んでいる子、調子に乗っている子

色々ある中で

全員のこれからのモチベーションを上げるために

何を語りかけるか

 

私にしか成し得ない大切な5分間なんです

 

昨日はね

子供たちによく言う話を改めてしたんです

 

スポンサー様には気を遣おうね

っていう話

 

 

試合をしている間

クラブハウスにいたのですが

参加している子の親御様が何名かいたんです

 

我が子の試合になるとね

まあ、うるさいったらありゃしない

やいのやいのと次から次に文句を言うわけです

 

またダブルフォルト!

何で打たないかなー!

足を動かせよ!

もっと元気よく出来ないかなー!

また同じことしてる!

 

等々・・・

 

私はね

パソコンで仕事をしていたのですが

試合を見なくとも

しっかり伝わってきましたよ

 

実況と解説と副音声が同時に流れている状態ですからね

 

あ、これはね

親御様のことをあーだこーだ批判しようってわけではありません

 

そりゃ言っちゃいますよ

我が子だからこそ言いたくもなるものです

 

親がジュニア選手に対して

技術的なことを言ったり

試合内容を批判したりするのはよくないことです

 

子供は何かと敏感です

落ち込んだり、反発したり

自分に自信をなくしてしまったり

親の顔色を窺って萎縮してしまったり

 

その子によって様々ですが

何かしらネガティブな反応を引き起こします

 

が!

とはいえね

先ほども言いましたが

言ってしまうでしょう

 

だって親ですから

 

見ているとついついイラッとしてしまう

そしてそれを本人に言ってしまう

 

当然のことです

親だって人間です

人間なんて全員が未熟なわけですから

我慢出来ないこともあるわけです

 

だからね

私は子供たちにはっきりと伝えます

 

親の顔色を窺え

親を意識してプレーをしなさい

 

ジュニア選手にとっての親御様

言い方はよくないかもしれませんが

お金を出してくれるスポンサーです

 

スポーツ選手たる者

スポンサー様に気を遣って当たり前です

 

スポンサー様に満足して頂けるようにプレーすべき

満足して頂けるような結果を出すべきです

 

自分のプレーによってスポンサーを得なければ

テニスを続けられなくなるわけです

 

では、どうすればスポンサーを得られるか

スポンサーに満足してもらえるか

スポンサーたる親御様にお金を出してもらえるか

 

圧倒的に強い

 

もしくは

 

魅力がある

見ていて楽しい

元気が出る

 

そのどちらかです

 

強い選手

圧倒的な結果を出す選手にはスポンサーが付きます

 

昨日の子たちに言いました

 

でも君たちはまだまだそうではない

 

じゃあどうする?

 

魅力的な選手になるしかないでしょう

 

思い切りよくプレーする

声を出して元気よく明るく

マナーよく気持ち良く

 

見ている親御様

スポンサー様が元気になる

勇気付けられる

応援したくなる

そういうプレー、そんな姿を見せるべきだよねって

 

頑張るのは当たり前

そのうえで、いかに魅せるプレーをするか

 

そんな視点でも取り組むべき

 

そして

そんな視点で取り組むことこそが

君たちのテニスのレベルを押し上げてくれる

 

ということを伝えたんです

 

スポーツをしている親子の関係

これはなかなか難しいです

 

どうしても距離感が近くなり過ぎて

ネガティブな要素が出てしまうものです

 

だからこそね

少し割り切った関係性

 

選手とスポンサー

そういう視点をお互いが持つことで

発展性のある考えに結びつくと思うのです

 

子供たちがどう変わっていくか

私はコーチとしてサポートしていこうと思います

 

それではまた

 

頑張ろう日本!