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出力全開

こんにちは

内藤です

 

今日、イベントレッスンをしたんです

例のやつね

 

中嶋の頭上

 

昔のサッカー日本代表並みのね

決定力に欠ける中嶋さんのスマッシュとボレーを改善したんです

 

まあ、1時間で完璧になるようなことでもないので

引き続き練習が必要なのですが

あれやこれやとレクチャーしたんです

 

しっかりトライしてくれていました

 

あとは身に付けていくのみ

練習あるのみ

 

文字通り「体で覚える」ことが必要です

 

頭で理解したから出来る

教えてもらったから実戦で使える

そんな浅はかなことではないですからね

 

そうなんです

ここをきちんと理解している人が少ない

そう思うことがあります

 

皆さんね

教えてもらえば出来る

分かりやすく説明してもらえば理解出来る

そんな風に考えているんです

 

自分の頭に

言葉という活字でいくら入力をしても

自分の体は

その通りに出力をしてくれません

 

入力の質や量をいくら増やしても同じ

出力の練習を積まなければ

当然、出力のレベルは上がらないわけです

 

ここを理解していない

 

例えば自転車に乗れない子供にね

自転車の乗り方を教えるとしましょう

 

子供にも分かりやすいように

簡単な言葉で、具体的に細かく丁寧に・・

完璧に全てを伝えて

子供側も理解したとします

 

さて、子供は自転車に乗れるでしょうか

 

容易に想像がつくでしょう

 

答えはノー

 

そんな言葉の入力だけでは乗れるようになりません

 

やはり文字通り「体で覚える」ということが必要

乗ってはバランスを崩し

時には転んで

乗っている感覚を身に付けるために誰かに支えてもらい

そんなことを何度も繰り返しているうちに

出力のトレーニングを繰り返しているうちに

体が覚えていくのです

 

どんな言葉を尽くしても

ユーモアな例え話を交えても

いくら入力の質と量を充実させても

出力の練習「体で覚える」ということを避けては

永遠に身に付かないのです

 

赤ちゃんが歩くようになるのもそうですね

 

歩き方を教わりますか?

活字で説明されますか?

 

そんなわけあるはずもないです

 

ただひたすらに出力

何度も転んでは起き上がり

見よう見まねで歩くという感覚を掴んでいく

 

そこに活字での説明

言葉として頭で理解するという段階はありません

 

入力があるとすれば

目で見て入ってきているくらい

 

あとはただ体で覚える

何度も何度も

ここをこうしてああして

そんなことは考えもせずに

ただひたすらに体で覚える

 

それが身に付けるということの基本

学びの原理原則です

 

真に重要なのは出力

 

出力のレベルを上げるために必要なことは

当然、出力を繰り返し練習する

徹底して体に覚え込ませる、ということ

 

コーチから教わること

いわゆる入力作業はある程度

必要最低限で構いません

 

コーチからたくさんレクチャーを受ければ受けるほど

あなたのレベルが上がるわけではありません

 

そんな暇があったら

とにかくトライし続ける

 

「コーチ、どこが悪いか見てください」

そんな質問にほとんど意味はありません

 

悪いと分かっているのなら

練習をしまくればいいんです

 

いいイメージだけを目からインプットして

ただひたすら練習

体で覚えることをしなければならないんです

 

これは非常に重要なことです

 

そして

「レッスンを受講している生徒」が

陥りやすいことでもあります

 

こんなにレッスンを受けているのに

こんなに色々教わって

色々考えながらやっているのに・・・

 

そのこと自体は良いことですが

そんな入力だけに勤しむのはダメです

 

もっともっと体を動かしましょう

出力をしながら体に覚え込ませる

そんな感覚を持つようにしたいものですね

 

それではまた

 

頑張ろう日本!