こんにちは
内藤です
今週のレッスンテーマ
スマッシュなんです
下がって深く打つ方ではなく
短く打つ
角度を付ける
バシっと打つスマッシュ
注意点はね
前向きになると
肘を畳んでスイング出来ないので
横を向いて
ターンもせずに
ラケットヘッドだけを振る感じ
ほぼ手打ちにするイメージですね
これがなかなか難しいんです
ストロークにしろ何にしろ
好きじゃないですか皆さん
しっかり体を使って打つ
というのが・・
そんなことしなくてもいいのに
というか
「そんなことをしない方が」いいのにもかかわらず
無駄に体を使おうとする傾向がありますよね
なので難しいんです
ただ単にシンプルにバシっと打つのが・・
当然ね
サーブとは全く違う打ち方になるわけです
打つ距離が違いますから
当たり前の話です
下がって深く打つスマッシュとも違います
これはどちらも１３、４メートル打つわけです
短く打つ場合はね
ほんの４、５メートルです
何度も言いますが
当然全く違う打ち方になる
全く違う打ち方にしなければならないんです
それなのにね
ほとんどの人が
同じようなフォームで打とうとして
しっかり体を使って打とうとして
意味不明な腕の使い方で短く打っているんです
そもそも考え方を改めましょう
皆さんの頭の中にあるスマッシュのフォーム自体がね
１３、４メートルバージョンのスマッシュなんです
めっちゃ左手上げますもん・・
ボール指差しちゃってますもん・・・
だからね
すごい体が上に傾いて
さあ、今から遠くに打ちますよ
っていうバランスになるんです
その状態から
何かを思い出したかのように
下に叩きつけようとするんです
滑稽です
もう少しシンプルに頭を整理して
スマッシュの練習に励むようにしましょう
でね
スマッシュをしていて
腑に落ちないというか
勘違いしているのかな
と思うことがあるんです
たまにね
スマッシュの球出しの時にね
ネット際からスタートする人がいるんです
こちらからは何の指示もしていないのに
それでね
下がって打っているんです
アホですね
いやそれは失礼か
ただ低レベルというか
理解力に乏しいというか・・・
まあ、単なるアピールでしょうけどね
私はみんなと違って
頑張ってやってますアピール・・
結構なことです
何がアホなのかってね
まずは
後ろに来るって分かっていたら
下がるのは難しくないんです
急に来るから慌てて下がり方がおかしくなる
そして
なぜ下がり方がおかしくなるのかは
準備が悪いからです
ロブが上がった瞬間に
両手をバンザイ
みたいなことをするから
体が起き上がって下がり方が変になるんです
フォアハンドではそんなことしませんよね
ボールが遠くに来た時に
「あ、遠い」と思って打点に移動しますよね
ある程度の準備だけして
「あ、フォアだ！」
と思って左手を前
右手をグッと後ろに引いて
テイクバックを完了させないですよね
テイクバックを完了させた状態で
ボールを追う人を見たことないですし・・
それなのに
スマッシュはいるんです
というかほとんどの人が
テイクバックを完了させた状態（しかもその形自体が間違っている）
でボールを追おうとしている
追えないです
私も無理です
バンザイした状態で
後ろには下がれません
まずは
「あ、後ろだ！」と思って
ただ単に下がればいいだけです
じゃあ、普通に後ろを向いて走る感じになりますから
というわけで
後ろはまあいいんです
難しいのではなく
「考え方」の問題ですから
スマッシュで本当に難しいのは
「前」です
浅いボールに対する反応、入り方
これが難しい
例えばね
今週のマンツーのラリー
コーチのボールが深くなった時
結構深くなった時も
割ときちんと下がっています
しかし
問題は浅くなった時
ほんの２、３歩前に来ればいいだけなのに
パッと前に来れずに
軽くボレーをしちゃったりしているんです
さも「あ、コーチがロブを上げそこなったな」
みたいな感じで
要するにね
前の方が難しいんです
なのでね
本当に意識高く練習をするのであれば
スマッシュの球出しの時に
ネット際からスタートするのではなく
ベースラインからスタートして
コーチがボールを出した瞬間に前にダッシュして
決めるスマッシュを打つ
この方がよほど練習になるということです
後ろより前の方が難しい
この認識をしっかり持つべきだということです
スマッシュについて書くと
いつも長くなりますね
まだまだあと８ページほどいけそうですが
今日はこの辺で・・・
それではまた
頑張ろう日本！
