こんにちは
内藤です
昨日はお休み
例によって外出は自粛
ですが・・
唯一の楽しみ
そしてほんの少しの応援
というか
経済活動と思ってランチに出かけました
近所にあるお寿司屋さん
行きつけというほどではないのですが
歩いてすぐの所なのでたまに行くんです
それなりのお値段がするお店なので
頻繁には行けないですが・・
ランチ営業もしているので
久しぶりに行ったんです
コロナ騒動が始まってからは行っていなかったので
お店に入ると
大将が変わらない様子で迎えてくれました
大将と言っても
優しそうな感じの良いおじいちゃん
そしてこれまた気の良さそうな息子さん
親子二代で営んでいるんです
たまにしか行かないのによく覚えてくれているんです
スクールはどう？
暑くなってきたから大変でしょ？
って話してくれるんです
お寿司屋さんの方はね
４月はお客さんもなくて大変だったそうですが
５月からはまずまず
出前もあるから何とかなっているとのことでした
で、お寿司を頂いたのですが
いやぁー、旨い！
寿司が旨いんです！
寿司の何たるかを全く知らないですし
ネタの新鮮さとかも判断出来ないのですが
寿司の、握りの技術が高い
ド素人の私をもってさえ、そう確信出来るほど旨いんです！
何がどう違うのかは分かりませんが
職人の技があるのでしょうね
そんな旨い寿司に合うもの
お分かりですね
うん、そうです
日本酒です
最高の贅沢
最高の休日のお昼じゃないですか
家から歩いて寿司屋に行って
職人の握った旨い寿司をつまみに
日本酒を呑む
しかも昼間っから・・
ほんと至福のときですよ
日本酒を呑むのはね
何て言うんですか
応援、貢献です
利益率が高いじゃないですかアルコールって
だからお店に貢献しようと思ってね
気を遣ってね
昼間っから３杯も呑んだだけなんです
いやー・・・
止まらないんですよ・・
寿司が旨くて・・
それはいいとして
素晴らしいことがあったんです
一人前の握りを食べた後にね
大将がおもむろに握りを出してくれたんです
どうぞ
これはサービスで
そう言って出して頂いたのは
北海道利尻産の塩水ウニ
聞くとね
利尻のウニは最高級品
最上の昆布を食べて育つから旨みが濃い
しかも塩水ウニ
一般的なミョウバンを使って固めたものではないから
何の臭みもない
たまたま今日仕入れたから食べてください
そう言って出してくれたんです
そんなことありますか？
そこまで常連でもないんです
いや、それは作戦でしょ
サービスしといてまた来てもらおうという・・
それは少しはあると思いますが
そこまでする必要はないですよね
イカでも出しときゃいいわけですから
そうなんです
それはサービスではない
おもてなしでもない
こんな時にね
わざわざ来店してくれたという私への思いはあったのかもしれません
ただね
ほんと純粋な印象を受けたんです
美味しいもんがあるから食べていきな
っていう純粋な思い
商売人でも職人でもない
ただのおじいちゃんのおせっかい
どうだ？
最高のウニは旨いだろ？
そんな純粋な思いが確かにあったんです
目の前の人に
美味しい物を食べてもらいたい
料理人というより
人としての純なる想い
プロフェッショナルとは何ぞや？
職人とは何だ？
仕事の価値って何だ？
俺の仕事を俺がする意味は何だ？
色々とごちゃごちゃ考え過ぎてしまっていました
何てことはない
目の前の人に美味しい物を食べさせたい
目の前の人に楽しんでもらいたい
目の前の人に幸せになってもらいたい
形は違えどただそれだけ
その根っこがない限り
何一つ成し得ない
誰一人も幸せに出来ない
一時的にお金を稼ぐことは出来ても
豊かな人生にはならないのでしょう
大将の心配り
一貫の最高のウニからね
一つの最高の真理を得ることが出来ました
私もそうかもしれません
今までテニスコーチとして休みなく走り続けてこれたのは
そして
多少なりともお客様やジュニアの子たちから信頼を頂いているのは
営業的な部分よりも
目の前のこの人を、この子たちを
何とかしてやりたい
上手くなってもらいたい
楽しんでもらいたい
そう思って取り組んできたからかもしれません
うん、そうですね・・
ほんとそう・・・
もうちょっとだけそんな思いで進んでいきます・・
では皆さん
国立にお越しの時は
秋廣寿司をお願いします
ではまた
頑張ろう日本！
