こんにちは
内藤です
昨日の特別扱い
その続きというか補足というか
コメントを頂いたんです
高校野球の特別扱いについては確かにそうだと思いますが
特別扱い自体にはやはりよいイメージはないです
「えこひいき」にも繋がることですし
やはり不公平が生まれると思います
というコメントなのですが
まさにそうですね
昨日も書きましたが
やはり程度問題ということもあるでしょう
あまりに特別扱いが過ぎると
周りとの軋轢も生じるし
負の面が強調される事態になることも多いでしょうね
ただね
全く特別扱いがない
全てが完璧な平等
これは現実的ではないし
ともすれば逆に血の通っていない景色が生まれるかもしれません
えこひいき
悪く聞こえますがどうでしょうね
人であればひいきするのは当然
好き嫌いがあるものです
これも程度問題ですが
ひいきをしない機械的な判断をする人
そんな人がね
人に何かを伝えたり
本当に人と繋がったりすることは難しいのではと思うのです
私もね
めちゃめちゃひいきをします
レッスンでもです
ジュニアの子にもはっきり言います
俺はひいきするよ
って
頑張っている子のためには
色々と動いてあげます
テニスのアドバイスも多くなったりします
一生懸命な子
ボール集めをダッシュでする子
下手でも何とか食らいついている子
大の字ジャンプを全力でする子
マナーの良い子
下の子に声をかけている子
気合入りまくりの子
他にもいろいろありますが
そういう子は、ひいきしてしまいます
ジュニアにも言います
ひいきされるようにアピールしろって
可愛がられるように振舞えって
大事なことだと思うんです
人の目を気にして立ち居振舞うことも
あとはスポーツですから
上手い子
強い子
ここは当然ひいきします
ひいきして然るべきです
スポーツの少し理不尽で面白いところですから
だっておかしなことです
試合のエントリーフィはみんな同じです
7,000円払ってトーナメントに出場して
1回戦負けの子は終了
優勝する子なんてね
5試合も6試合もしてね
しかも賞品なんかももらっちゃったりするんです
めちゃくちゃです
平等のかけらもありません
でも
それがスポーツ
その理不尽をアグリーして
日々鍛錬を積んで
高みを目指すというのが醍醐味なんです
理不尽ではあるものの
基準は明快
強い者が得をするのです
言い換えます
より努力を積み重ねた者が得をするのです
それだけの話です
だからね
ことスポーツに関して言えば
上手い子
強い子にはね
しっかりひいきをしてあげなければならないのです
それが下の子のモチベーションにもなるのです
あとはね
話が錯綜しますが
平等
これも気を付けなければなりません
テニスの練習でも
そもそも上手い子の方に時間を多く割いて当然
下手な子が1とすれば
上手い子3くらいで平等だったりもします
そうですよね
5歳の子供と
20歳の成人
ごはんを平等に与えると言って
同じ量を与えると平等ですか?
違いますね
5歳の子にとって満腹になる量でも
20歳の人にとっては全く足りないです
量の平等
よりも
割合の平等(もしくは質の平等)
これを重視すべきですね
テニスの練習でもそのようなことがあるわけです
まあ、そういうわけでね
特別扱い
やはり聞こえは良くないし
程度問題があるとはいえど
社会として
人として
それほどマイナスな側面だけではない
むしろ
適切に特別扱いをすることで
人の成長を促したり
より良いコミュニティが形成されるのだと思います
そのためには
その集団を率いる者
レッスンで言うと我々コーチ
学校で言うと先生
家族で言うとお父さんお母さん
この人たちが
確固たる信念とバランス感覚を持って
特別扱いをしていくことが必要ですね
また何かありましたらお気軽にコメントください
それではまた
頑張ろう日本!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!