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特別扱い2

こんにちは

内藤です

 

昨日の特別扱い

その続きというか補足というか

 

コメントを頂いたんです

 

高校野球の特別扱いについては確かにそうだと思いますが

特別扱い自体にはやはりよいイメージはないです

「えこひいき」にも繋がることですし

やはり不公平が生まれると思います

 

というコメントなのですが

まさにそうですね

昨日も書きましたが

やはり程度問題ということもあるでしょう

 

あまりに特別扱いが過ぎると

周りとの軋轢も生じるし

負の面が強調される事態になることも多いでしょうね

 

ただね

全く特別扱いがない

全てが完璧な平等

これは現実的ではないし

ともすれば逆に血の通っていない景色が生まれるかもしれません

 

えこひいき

悪く聞こえますがどうでしょうね

 

人であればひいきするのは当然

好き嫌いがあるものです

 

これも程度問題ですが

ひいきをしない機械的な判断をする人

そんな人がね

人に何かを伝えたり

本当に人と繋がったりすることは難しいのではと思うのです

 

私もね

めちゃめちゃひいきをします

 

レッスンでもです

ジュニアの子にもはっきり言います

 

俺はひいきするよ

って

 

頑張っている子のためには

色々と動いてあげます

 

テニスのアドバイスも多くなったりします

 

一生懸命な子

ボール集めをダッシュでする子

下手でも何とか食らいついている子

大の字ジャンプを全力でする子

マナーの良い子

下の子に声をかけている子

気合入りまくりの子

 

他にもいろいろありますが

そういう子は、ひいきしてしまいます

 

ジュニアにも言います

ひいきされるようにアピールしろって

可愛がられるように振舞えって

 

大事なことだと思うんです

人の目を気にして立ち居振舞うことも

 

あとはスポーツですから

 

上手い子

強い子

ここは当然ひいきします

 

ひいきして然るべきです

 

スポーツの少し理不尽で面白いところですから

 

だっておかしなことです

試合のエントリーフィはみんな同じです

7,000円払ってトーナメントに出場して

1回戦負けの子は終了

優勝する子なんてね

5試合も6試合もしてね

しかも賞品なんかももらっちゃったりするんです

 

めちゃくちゃです

平等のかけらもありません

 

でも

それがスポーツ

その理不尽をアグリーして

日々鍛錬を積んで

高みを目指すというのが醍醐味なんです

 

理不尽ではあるものの

基準は明快

 

強い者が得をするのです

 

言い換えます

 

より努力を積み重ねた者が得をするのです

 

それだけの話です

 

だからね

ことスポーツに関して言えば

上手い子

強い子にはね

しっかりひいきをしてあげなければならないのです

 

それが下の子のモチベーションにもなるのです

 

あとはね

話が錯綜しますが

 

平等

 

これも気を付けなければなりません

 

テニスの練習でも

そもそも上手い子の方に時間を多く割いて当然

下手な子が1とすれば

上手い子3くらいで平等だったりもします

 

そうですよね

 

5歳の子供と

20歳の成人

 

ごはんを平等に与えると言って

同じ量を与えると平等ですか?

 

違いますね

 

5歳の子にとって満腹になる量でも

20歳の人にとっては全く足りないです

 

量の平等

よりも

割合の平等(もしくは質の平等)

これを重視すべきですね

 

テニスの練習でもそのようなことがあるわけです

 

まあ、そういうわけでね

特別扱い

やはり聞こえは良くないし

程度問題があるとはいえど

社会として

人として

それほどマイナスな側面だけではない

 

むしろ

適切に特別扱いをすることで

人の成長を促したり

より良いコミュニティが形成されるのだと思います

 

そのためには

その集団を率いる者

レッスンで言うと我々コーチ

学校で言うと先生

家族で言うとお父さんお母さん

この人たちが

確固たる信念とバランス感覚を持って

特別扱いをしていくことが必要ですね

 

また何かありましたらお気軽にコメントください

 

それではまた

 

頑張ろう日本!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!