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小さなコーチ

こんにちは

内藤です

 

昨日ね

ジュニア1の少人数レッスンをしたんです

4名の子が参加したのですが

ちょっとコーチ役というか

お手本になってもらうために

ジュニア2の上手な子に入ってもらったんです

 

そのジュニア2の女の子ね

6年生なのですが・・

コート脇でゴロゴロして暇そうだったので・・

 

いや、同じ時間にジュニア2のレッスンはあるんですよ

その子ね

予約が取れていないのにわざわざ来てるんです

もし誰かが休んだらレッスンに参加するために・・

 

凄くないですか?

そういうジュニア2の子がね

昨日だけで4、5名いたんです

 

いや、暇か!?

めっちゃ不要不急やがな!

家で勉強しろっつーの!

 

ほんと素晴らしいというか何というか・・

来てくれるのは嬉しい限りですが・・

 

それでね

ジュニア1のコーチ役として入ってもらったのですが・・

 

まあ、ちゃんとしてること

 

その子はもともと真面目にきちんとする子なのですが

いつにも増して

完璧なるフォーム

パワーポジションで構えて

リズムを取って

フットワーク、打点への入り方も満点

きちんと止まって大きくスイング

フィニッシュはピターっと決める!

 

もうほんと教科書通りかよってくらい完璧

 

まあ、それはそうでしょうね

年下の子がジーッと見ているわけです

私が「お手本だよ」って言って注目させているわけです

 

まさか変な感じなど見せられません

 

その後の全ての練習

プレーだけに限らずボール集めから整列まで

100点満点の動き

 

もう一度言いますが

その子はね

元々きちんとしている子ではあるのですが

やはり私はこう思ったわけです

 

毎回そうしろよって

 

毎回ね

誰かの手本になるように

誰かに見られていると思って

誰かに採点されていると思うのでもいいでしょう

 

明らかに動きが変わってくる

テニスのフォームも自ずと良くなるんです

 

これはその子に限ったことではないです

 

皆さんもそうでしょう

 

初心者の人が見ている

自分の子供が見ている

そんな状況でね

コーチが「さあ、お手本を見せてくれるからしっかり見るように」

って言われたらね

それはそれは綺麗なフォームでスイングするでしょう

 

容易に想像がつくと思います

 

じゃあですよ

じゃあね

いつもそのように

誰かのお手本になるように

誰かに見られていると思って

練習に励めばいいんです

 

お手本になる

それはイコール「教える」ということ

 

「教わる」側ではなく

「教える」側になる

 

コーチに教わる生徒よりも

コーチとして教える立場にいる方が

その行為をきちんと正しく遂行する

 

それはそうです

誰でもそうです

私もそうですよ

 

自分が現役の時より

コーチの今の方が相当綺麗なフォームでスイングしますからね

皆さんに見られているわけですから

 

そう思えば変な話ですが

簡単な話です

 

いくら教わるよりも

ちょっと誰かに教える方がレベルが上がるんです

 

レッスンでもね

コーチからたくさん教わろうと思うだけではダメです

 

その教わったことを誰かに教える

もしくは

コーチになったつもりで

誰かに教えるようにプレーをする

 

その方がレベルアップの近道だったりするわけです

 

面白いものです

10回レッスンを受けるより

1回レッスンをした方が

レベルアップするんですからね

 

というわけで皆さん

心してください

「今日は誰々さんにコーチをしてもらいまーす」

っていきなりしてもらうかもしれません

 

きちんと勉強しといてくださいね

 

ではまた

 

頑張ろう日本!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!