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タフネス

こんにちは

内藤です

 

今日もジュニアレッスンでの話

ジュニア1の小学3年生の女の子

なかなか見どころのある子がいるんです

最近ではあまり見ない芯の強いタイプ

 

ジュニア1のラストのマッチ練習

その子がずっと勝ち続けていたんです

それで私が外野でギャーギャー言っていたんです

その子が負けた時にね

「ハッハッハッ!ついに負けたねー!」

ってわざとらしく言ったんです

 

そしたらね

その子が半泣きになりながら

「うるさい!黙れこの野郎!」

って言い返してきたんです

 

素晴らしいですね

 

いや、まあ言葉遣いが悪いのはね

それはちょっと考えないといけませんが

コーチに対して面と向かって

はっきり口ごたえをする

 

しかも小3の女の子ですよ

圧倒的に私の方が立場が上です

コーチに対してそんなことを言うと怒られたりね

ひょっとしたら嫌われてしまうかもとか

皆の前だから恥ずかしいとか

色々あると思うんです

 

そんな色々を飛び越えてね

私をバカにするなー!

コーチといえど許さんぞー!

っていう気概

その反骨心

これはなかなか見事です

 

あ、勘違いしないでくださいね

ここまでの話だけだと

その子がちょっとヤバい奴とか思うかもしれませんが

すげぇいい子なんです

 

梨乃(りな)ちゃんっていうんですけどね

梨乃が噛み付くのは上に対してだけです

自分より年上

自分より強い奴

そういう者に向かって噛み付く

 

下にはまずしません

年下の子にはすごい優しいんです

かっこいい奴です

 

テニスもかっこいいんです

絶対届かなそうなボールに飛びつくんです

文字通り「飛ぶ」んです

で、気合で返球して

転んで泣いているんです

でも、また同じように飛びつく

そして泣き出す

 

「泣いてんちゃうぞ!やめるか!?」

って言うとね

キッと私を睨みつけて立ちあがるんです

 

素晴らしいタフネスです

テニスしてる時以外はキャッキャ遊んでいるおバカさんなんですけどね

 

下に優しく上に立ち向かう

私たちも見習いたいものです

 

子供のそういうのって難しいところですけどね

言葉遣いとかは正すべきだし

あまりに度が過ぎると抑えた方がいいでしょうし

 

梨乃の例も

私と梨乃の間にね

ある程度信頼関係があって成り立っている話ですからね

 

まあ、梨乃は大物になるでしょうね

今後に期待しましょう!

 

ではまた

 

頑張ろう日本!!!!!!!!!!!