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メルマガ『reborn』バックナンバー

毒舌

おはようございます
内藤です

第194回のテーマは
「毒舌」

私ね
よく毒舌ですね
って言われるんです

本当にね

まーーったくそんな自覚がないんです
一つも身に覚えもないし

むしろ毒舌とかいって
何のひねりも核心もないことを言う人が嫌いですから

毒舌の身に覚えはないのですが
あるとしたら

あるとしたらですよ

正直に言ってしまうところはあります

言ってしまうというか
言うようにしている時も多々あります

太っている人に
太っていますね

とか

頭が悪い人に
頭悪いですよね

とか

トロい人に
どんくさいですよね

とか


毒舌でも何でもないです

事実をありのままに口にしているだけです

リンゴを見て
赤いですね
って言っているのと同じ


しかもね
不必要に言ったりはしないですよ

何の脈絡もなしに
太ってますね
とか言わないです

それは毒舌とか通り越して
失礼ですしね

必要な時です

レッスンの時とかね

動きにキレがない人にね

もう少し体をしぼった方がいいですよ

って

ある程度言葉は選びますが
回りくどくなって真意が伝わらないといけないので

太ってるからもう少し痩せな
って

その方が端的ですからね

上手くなりたい
試合に勝ちたい
真剣なんです

とか言って
ブヨブヨの何の制御もない体でレッスンに来るんです

ちょっと認識を改めて頂かないといけませんから


これも毒舌になるのでしょうか

ただ単に事実を言っているだけなのですが・・


子供たちを見て
素晴らしいと思うところなんです

子供ってストレートに言いますよね

正直なんです

子供の場合はね
時と場合を考えずに
それこそ何の脈絡もなしに
口にするので

失礼だったり
誰かを傷つけたり

そういうこともあります

そこに対して注意をしたり
教えたりはいいと思うのですが

そもそもを否定して
過剰に注意したりしますよね

子供は残酷だ

本当のことを口にはするな

正直はダメだ


そう教えている方の何と多いことか

ウソはいけません

その一方で

本当のことは口にしてはいけない

そう示している

友達の家で出された物は
おいしい
と言いなさい

そして親御さん自らがそんな態度を示している

それを見た子供は
よぉーっし
僕も頑張っていい感じの嘘つきになるぞー
って思うんです

まあ、それはそうでしょうね


気を遣う
ということと
嘘をつく

この境界が曖昧になっているのでしょうね

まずい物にはまずいと言う

似合っていない服装には似合っていないと言う

本当に気を遣うのであれば
そのように言ってあげた方がいいと思うのです

言い方をオブラートに包むのはいいと思います

私の口には合わない
とか
すごいかわいい服だけど夏らしくはないんじゃない
とか


白を白と言う

この日本の世の中では
それすらしない方が得策ということが多いのでしょう

でもそんなことをして

そんなことを子供たちに示して

一体何を語ることが出来る人生になるのでしょうか

やはりこれもまた毒舌となるのでしょう

でもね

私は
自分に嘘を付いてまで
美味しい物を食べるなら

自分の思うままのことを言って
毒を盛られた方が本望です


でも今のところ
そんなことはあまりありません

本当のことを口にする時
相手の為を思って言っている
というのが少しは伝わっているからかもしれません


今日は毒舌DAY
怯まずに本当のことを言ってみよう
相手の為を思って言う真実は
マイナスなフレーズでも
必ず相手の中でプラスに転換されます!