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ジャックナイフ

こんにちは

内藤です

 

今週のレッスンテーマ

「フラットサーブ」

 

やはりなかなか難しいですよね

 

スイングの仕方

いわゆるプロネーションについての説明をして

とにかくラケットを振ってくださいね

とは言うのですが・・

 

そもそもスイングしてくれない方が多いんです

 

これはなかなか虚しいものです

 

スイングしていない人に

スイングの仕方をレッスンする

 

だからまずは振って欲しいんです

 

振り過ぎても

振り方がめちゃくちゃでもいいんです

 

ビュンとラケットを振って欲しい

のですが

 

皆さん打ちたがりますよね

 

ラケット面を真っ直ぐにして

バチンと当てたがるわけです

 

インパクトの瞬間

手の平を前に向ける

的な・・・

 

まあ、これはスイングの話で

それとは別で

体の使い方もレクチャーしているんです

 

今週してもらっていたのは

「ジャックナイフ」

 

何だかかっこいいですね

 

錦織選手の「エアK」です

 

あれはジャックナイフという技なのですが

サーブの体の使い方(ファーストね)と

同じ動作なのでやってもらっていたんです

 

しかし・・・

 

出来ない・・・

 

のはいいとして

理解してくれない

 

やろうともしてくれない・・・

 

 

ジャックナイフも出来ない(理解していない)

人が完璧なサーブを打つのは不可能です

 

今週のテーマのフラットサーブ

 

ターンはしません

 

そして、当たり前ですが

体重移動もしません

 

サーブはスタンスを取りませんから

そもそも体重移動は行われません

 

そもそもここで疑問に思って欲しいんです

 

レッスンでね

 

「ターンはしないようにね」

って言うと

 

誰も声を上げないんです

 

「じゃあどうするんだよ!」

って

 

誰も何の疑問も抱かずに

ぎこちないサーブを繰り出すんです

 

 

体を使いましょう

 

走る動作と同じです

 

手脚を振る動作です

 

右手が後ろにある時

右脚は前にありますよね

 

右手をしっかり引くことによって

右脚がしっかり前に出る

 

逆も然り

 

右脚を前に引き上げることで

右手がしっかり引けます

 

(ジャックナイフで言うとテイクバック)

 

 

 

そして

右手が前に出る時

右脚は後ろになりますよね

 

右脚を後ろに引き上げることで

右手が勢いよく前方にフィードされるわけです

 

(フォロースルーね)

 

 

 

 

ただ単にそれだけ

 

いつもよくしている動作です

 

体重移動とかボディターンよりも馴染みのある動作です

 

テニスのショットとして

ジャックナイフを完璧にするのは難しいですが

その仕組みはすぐに理解して然るべきなんです

 

サーブも同じ

 

テイクバック時に右脚が寄る

(サーブの場合、実際に寄せてもいいですし

そもそもスタンスが狭いので、寄っている状態になっています)

 

スイングの瞬間

右脚を後方に引き上げる

(足・・フットではなく、脚・・レッグです)

 

それによって

スイングスピードが加速される

 

スイングスピードが上がると

前腕に回内運動が発生して(プロネーション)

ラケット面がフラットになる

 

ということです

 

 

まあ、要するにね

 

ジャックナイフくらいは出来てね

ということです

 

ジュニアのレッスンでもよくさせます

 

見ている親御さんで

言う人があるんです

 

「あんなの使わないのに・・」

って

 

はい、使いませんよ

 

そういう意図ではありません

 

サーブの強化のためにしているだけです

 

というか・・

ジャックナイフも出来ない運動能力だと

とてもスポーツの世界で生き残れないですからね

 

 

そういうわけで皆さん

 

ラリー中にド派手に登場させてください

 

くれぐれも怪我をしないようにお気を付けください

 

もし、怪我をしたら

その程度の能力だったのだと諦めてください

 

頑張りましょう!

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!