こんにちは
内藤です
今日はね
リクエストがあったので
それについて書こうかと思います
先週の金曜日のイベントレッスン
『Ｉ藤のサーブ』（※個人情報保護法の観点からイニシャルとさせて頂きます）
伊Ｔさんのサーブをあーだこーだとレッスンしたのですが
昨日ね
１１０さんがね
内藤コーチ
どうして私のことはブログに書いてくれないんですか
って言ってきたんです
書くほどのことがないからじゃボケェ
と思ったのですが
いや、まあ
割と上手に出来ていたし
すべきことはシンプルですからね
なーんて
軽めのコメントを出したのですが
何やら書いて欲しいみたいで・・
ブログに書くと晒されますよ
名前は出しませんが、バレるかもしれないし
私が書くと、基本的に悪口になるし・・
そう言ったのですが
いいんです
もういいんです
あることないこと書いちゃってください
この前、ダブルスで優勝もしたし
えっ？
何？
最後の情報必要？
ちょっと引っかかったのですが
そこまで言われたら書くしかないですよね
といっても本当にあまり何もないんです
ファースト（キレとスピード重視）と
セカンド（回転重視）をそれぞれしたのですが
ファーストは体の使い方
左足をしっかりきめて
体をしならせて戻す
ちょっと書ききれませんが
そんなことをしたんです
伊Ｔさん
これは上手かったんです
問題はセカンド
回転が思うようにかけられない
スライスでもスピンでも
腕を巻くように
ラケットを巻くように
まぁーるいスイングが出来ない
結果として
ボールを薄く捕らえることが出来ない
なので
まずは感覚を掴んでもらうために
ボレーをしたんです
ボレーでね
ボールの外側を薄く捕らえる
ということをしてもらいました
注意点は一つ
フィニッシュでラケット面が上を向くように
これだけです
するとね
上手く出来ていたんです
スライスというよりは
もはや逆回転
ボレーとしては
完璧なショットではないですが
ボールを薄く捕らえる
まぁーるいスイングが出来ていたんです
面を上向きにフィニッシュすることで
前腕の回内運動、いわゆるプロネーションが
行われなくなる
Ｉ藤さんの問題は
何のショットでも
プロネーションが強く入り過ぎることなんです
それ自体はいいことです
サーブでもフォアハンドストロークでも
プロネーションを使います
ただ
ボレーやスライス系の柔らかいショットに関しては
プロネーションは不要
むしろ前腕を回外させる（手のひらを内側に向ける）
動きの方が重要になります
まあ、ともあれね
ボレーで出来たので
あとはサーブに応用するだけ
サーブのフィニッシュも面が上向きで終わるように
このアドバイスで私の仕事もフィニッシュするはずでした
しかし
敵は手強かった・・
スッパァーン
！！！！！
はぁ？
私の視線の先には
左脇に綺麗に刀を納めた一人の剣士がいました
伊藤です
何と奴は
完全に振り切ったフィニッシュをしてみせたのです
空前絶後
森羅万象
諸行無常
・・・
あらゆる感情が沸き起こりましたが
グッと堪えて
心を無にして言いました
手のひらを
こうやって上に向けて・・
えっ？
こうですか？
さっきやってたやろ！？
ボレーの時は出来てたがな！？
やはり勝手が違うようで
なかなか苦戦していました
伊藤さんの最大の問題（※プライバシー保護のためフルネームは控えさせて頂きます）
それは
問題点をシンプルにしきれていない
ということ
セカンドサーブをしていても
色々と気にするんです
ボディターンは？
スピンの時は？
トスの位置は？
バックサイドの時は？
まずは一つに絞るべきです
ボールを薄く捕らえる
その一点のみに集中して取り組む
そうすれば他の問題も片付くんです
それを示したにもかかわらず
あーでもない、こーでもない
とやっている
いいから面を上向きにしてフィニッシュしろ
感覚が掴めない？
はぁ？
だから練習してるんやろが
お前が感覚を掴む日など永遠に訪れるか
なんて言いながらしていたのですが・・
頑張っていましたからね
８月中には習得していることでしょう
でも、優勝したって言ってたし・・
そのままでもいいような・・
それではまた
頑張ろう日本！
