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分析なき反省

こんにちは

内藤です

 

金曜日に久しぶりに実施したんです

 

イベントレッスン

 

今回の要項はこんな感じ

 

今回は「反省会」

そうです。反省会です。秋の大会、結果が出た人、出なかった人、いずれも反省すべきことがあるはず。

省みて改めることが、明日への道となります。

反省はネガティブなことではありません。次回の試合に向けて、しっかりと取り組みましょう!

 

 

ってことでやりました

 

反省会と言ってもね

みんなで話し合うみたいなことではないです

 

テニスをしたわけです

 

それぞれが試合における反省点

自分なりに整理をされていたとは思います

 

そんなそれぞれの反省点に沿ったレッスン

 

ということではなく・・

 

私がしたレッスンは

いつも通り

 

いつもよりいつも通り

普段よりも基本を強調したレッスン

一切の妥協を排除したレッスン

 

ジュニアの選手にするようなレッスンをしただけです

 

なぜなら「反省会」だから

 

反省を促したわけです

 

試合で自分の理想通りプレー出来た人はいないでしょう

だから反省すべきです

勝っても負けても反省

練習の取組み方に隙がある

気を抜いたり手を抜いたり

今一度引き締めましょうね

 

そういうことです

 

それだけのことです

 

 

勘違いして欲しくないのは

反省と分析は別物だということです

 

反省は大いにすべきです

完璧な取組みを出来る人などそうはいません

 

私も見たことがありません

 

そもそも体操もろくにしない

大の字ジャンプもままならない

手出しの時も構えもしない

声も出さない

というか、そもそも挨拶も大きい声でしない

 

そんな人が試合で勝てますかね?

 

チャンスボールにパッと足も出ないし

ロブの対応も後手になるでしょう

 

だから反省をして

しっかり一から取り組めばいいんです

 

 

しかし・・

反省というと

あろうことか分析をするアホがいるんです

 

今回の試合でどこが悪かったか

何のプレーに問題があったか

何を練習すればよいか

 

あれやこれやと分析をし出すんです

 

全く見当外れの分析を・・・

 

いや、まあ、ある程度はしてもいいですよ

 

チャンスボールへの詰めが甘かった

とか

 

だからどうする?

それを改善するために何を練習する?

 

この問いへの解答は控えた方がいいでしょう

 

なぜなら間違っているからです

 

もれなく間違っています

 

そもそもね

女子連のBだかCだか知りませんが

そんなレベルの試合で負ける人がですよ

 

その程度のレベルにしかない人がね

 

自分のテニスのどこが問題か

そしてそれを改善するためにどんな練習をすべきか

 

そんなの分かるはずがないんです

 

考えるだけ無駄なんです

 

いや、むしろマイナスなんです

 

 

試合で負けた

もっと頑張ろう

まだまだ出来ることがある

いつもの練習で抜いているところがある

一切妥協せずに取り組もう

コーチに言われたことに素直にトライしよう

 

これでいいんです

 

それをしていれば

詰めも良くなるし

ロブの下がり方も問題なくなるし

緊張して足が動かなくなるなんてこともなくなります

 

ちょっと言い方が悪くなりますが

皆さんごときのレベルでね

プレーの各論を論ずることなど必要ないわけです

 

そんなことよりも

というより

それらの各論の改善は

「基本」をみっちりする

という総論においてのみ解決するんです

 

 

はっきり言うとね

 

お前らごときがごちゃごちゃ分析の弁を述べるな

とにかく基本をきちんとしてから言いなさい

 

というだけのことです

 

 

これはジュニア選手の親御さんでも多いです

 

子供の試合の感想を聞くんです

 

ジュニアの子自身に

 

私はその子に聞いているのに

アホな親がしゃしゃり出てくるんです

 

この子は試合になるとメンタルが・・・

セカンドサーブが入らなくて・・・

繋げられるとフォアが振り切れなくて・・

 

あれやこれやと評論家気取りのことを言うんです

 

そこから注意をしますけどね

 

いや、そもそもあなたに聞いてないから黙ってて

ちなみに今言っていたテニスの話は全部間違っているので

恥ずかしいからそれ以上言わない方がいいですよ

って

 

親が邪魔をしてくるんです

 

無駄な分析を子供に披露する

酷くなると子供に強要している場合もあります

 

ノートにその日の反省を書かせたりしているんです

 

正気の沙汰ではありません

 

もはや児童虐待

 

子供を潰しにかかっているとしか思えません

 

案の定、そういう子は伸びないです

 

 

親の見当違いの分析など必要ないんです

 

その子の反省が必要なだけです

 

自分が負けたのは弱いからだ

テニスが下手だからだ

それはそうだ

練習で手を抜いている部分があった

 

次あいつに勝つためにすべきこと

もっと全力で練習をしよう

一瞬たりとも気を抜かずに練習に取り組もう

 

細かい分析などせずに

今までの怠惰を反省して

例え三日坊主で終わろうとも

強い意志で取り組み方を変えていく

 

その繰り返しです

 

そうしているうちに

継続してきちんとした取組が出来るようになる

 

それが結果に繋がっていく

 

そういう流れです

 

変な分析で

この流れを止めるべきではない

ということです

 

 

気を付けてください

 

これは大人になるほどそういう傾向にあります

 

反省をしなくなるんです

 

論点をずらして

言い訳や分析に興じて

本質から逃げるようになる

 

そして、それに気付かなくなるものです

 

 

今回は有意義な「反省会」でした

 

参加した全員が

今後のレッスンの臨み方が変わっているでしょう

 

アップは済ませてきましたー

とかウザいことを言って準備体操を怠ることなく

大の字ジャンプを指先まで神経を使って全力で行い

球出し練習からパワーポジション

スプリットステップをして声を出してスイングすることでしょう

 

もし、していなかったら・・

 

まあ、そんな奴のことは知ったこっちゃありません

 

きちんとした接客でおもてなしはしますけどね

試合に勝ちたい

とか

もっと上手くなりたい

みたいなことは言わせないようにします

 

ろくにすべきこともしない奴がほざくなよ

というだけのことですからね

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!