r-7110のブログ

メルマガ『reborn』バックナンバー

復路の重要さ

 

家に帰るまでが遠足です

 

 

まあ、そりゃそうでしょうね

 

よく言われることです

 

 

こんにちは

内藤です

 

そういえば皆さん

 

GWはどう過ごしましたか?

 

コロナも少し落ち着いたこともあり

旅行をしたよ、なんて方もいるかもしれません

 

例えばね

そうだ、京都行こう

ってなった時にね

 

計画を立てて

予約をしたりしますよね

 

いつ出発して

どこに宿泊して

どこを巡って等々

 

行った先で予定変更

なんてこともあるでしょうが

ある程度の計画は立てるでしょう

 

その時に

計画が京都で終わりますか?

 

帰りのことも考えますよね

 

車なら渋滞予想を見たり

新幹線ならチケットを取ったり

休みは何日までだから前日には戻っておこう的な・・

 

帰りのことを考えない奴って

ちょっと頭が悪いですよね

 

 

でもね

テニスになると相当数いるんです

 

行ったきりで帰ってこない遠足を繰り返す人々が・・

 

 

今週のレッスンテーマ

 

リターンなんです

 

ダブルスのリターンで

前に入って踏み込んでリターンしましょう

というもの

 

コーチがサーブを打って

何球もリターンをしてもらうんです

 

もっと踏み込みましょう

テイクバックはコンパクトに

ヘッドを出して

 

あれやこれや言いながらやるんです

 

皆さんもね

しっかり踏み込もう

パッとポジションを上げよう

そう意識して取り組んでいるのですが・・

 

・・・

 

ごっそり抜け落ちているんです

 

帰りのことが・・・

 

往路のことしか考えていないんです

 

踏み込んでリターンした後

デッドゾーン辺りまで来たポジションを

パッと戻そうとしないんです

 

えっ?

何?

毎回リターンエースになってるんですか?

 

ということです

 

だってね

踏み込んでリターンしてるから

結構なスピードになっているんです

 

じゃあ

結構なテンポで返ってきますよ

 

踏み込んでリターンしたら

パッとベースラインまで戻る

 

帰るまでが遠足

戻るまでがリターンです

 

これが出来ていない

 

いや、しようともしていない

そもそもそんな発想すらしていない

 

それが問題

 

試合に勝てない側の練習なんです

 

何のショットをしている時でも

その次のことまで考慮に入れましょう

 

サーブ練習なんかもそうです

 

ファーストサーブをスパーンと打って

コート内でフィニッシュのバランスのままでいる

 

いやいやいや

返ってきますよ

 

ファーストをズバーンと打った後

パッとバランスを戻して

ベースライン後方に戻って構える

 

この動きが難しいんです

 

この動きに違いがあるんです

 

アカデミーの選手たちはやっています

 

私が指示しなくてもしています

 

それに比べて一般クラスの大人たちは・・・

 

まあ、一人もいません

 

それで言ってくるんですよ

 

試合で勝ちたい

とか

私は真剣に取り組んでいる

とか・・・

 

 

帰るまでが遠足です

 

 

子供でも分かること

 

いや、子供だから気を付けていることなのでしょう

 

子供を見習いましょう

 

サーブやリターン

その他のショットもそうですが

 

そのショットやプレーの後

オフザボールの動きにこそ

勝つ人と負ける人の違いがあるのです

 

練習しないと身に付きません

 

球出し練習の時から

しっかり意識して取り組むようにしましょう!

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!