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策士

こんにちは

内藤です

 

暑い日が続きますね

まだ6月で30度超え

 

このままいけば年末には何度になるのでしょうか

 

・・・

 

うん、年末には落ち着くでしょうね

むしろ寒いでしょうね

 

このままいけば年末には80度を超えるでしょう

なーんて古典的なことを言うと思いましたか?

 

まあ、そうですけどね

そういうの言うタイプですけどね・・

 

それはそうと、ほんと暑い

こう暑いと頭の働きも鈍くなりますよね

 

でもそれではダメ

テニスは考えることが大事

特にダブルス、とりわけ展開が比較的遅い女ダブはね

知的なやり取りをしなければなりません

 

プレーをしながら考える能力

ここが問われるわけです

 

でもまあ、そもそもの考え方

考える方向性が違っていては意味がない

 

昨日ね

女ダブの練習会をしたのですが

そこでの一例

 

アンダーサーブをゆっくり打って

リターン側は必ずリターンダッシュをする

リターンはどこに打ってもOK

そこからフリーでポイント練習

 

そんな練習をしたんです

 

じゃあ、皆さん考えるんです

リターンダッシュ後の平行陣のバランス

リターンをどういうショットにするか

ストレートロブも使おうか

 

サーブ側も考えます

リターンダッシュされた後、足元に沈めようか

ロブを上げようか

 

まあ、ほとんどの方がそんな考え方

見るからにそんな思考に基づいたプレー

 

問題があります

これではいけないんです

考え方

その根本に間違いがある

 

この練習の考え方の出発点

それがね

リターンダッシュする側

リターンダッシュされる側

この2つになっている

 

そうじゃないんです

そんな受け身な発想では弱い

 

テニスはもっと知的

知力とは能動的に発揮するものです

 

リターンダッシュをする側

リターンダッシュを「させる」側

 

この2つなんです

 

リターンダッシュ「される」側

なーんて考えをするのはね

要するに知的レベルが低いんです

自ら考えようとすることを放棄している

自分が考えることより

相手の言いなりになるタイプなんです

 

この練習でもね

リターンダッシュをされて・・

なんて受け身の後手後手の発想ではダメ

リターンダッシュを「させる」という立場に立って

能動的に考える

先手先手で考えるべきです

 

浅いボールを打って相手をネットにおびき出す

クロスに打って出てきたらストレートロブ

前衛のバックハイボレーを狙ってバランスを崩す

もし、リターンをストレートロブにしてきたら・・・

と、「させる」立場になると

主導権を握った状態で先手を打てます

 

プレーにも余裕が生まれるでしょう

 

そうなんです

テニスで考えるのは

知力を発揮すべき出発点は

自分がどういうプレーをするか

そしてもう一つ

相手にどういうプレーをさせるか

 

ここに知力を使う

 

お互いがそうするんです

 

ダブルスは特に

その知的な争い

知力の綱引きです

 

その綱引きに負けた方がね

相手にプレー「される」側になってしまう

 

ショットの良し悪しだけではない

というよりも

一般の方の場合

ショットに大した差はないので

知的レベルがもろに勝敗に結びつくんです

 

まあ、要するにね

試合で負けました

なぜか?

相手より頭が悪いからです

それ以上でも以下でもない

 

スイングを変えても一緒です

 

まずは考え方

何を考えるかよりも

「どのように」考えるか

 

ここにボールが来たらこう

それが弱者の発想

 

勝つ人は

あそこにボールを落として相手を走らせて

ドロップをさせてセンターにトン

 

考え方に違いがあるわけです

 

初めに書きましたが

暑くなると思考能力が低下します

せめて考える方向性だけは間違えないようにしたいものです

 

それではまた

 

頑張ろう日本!