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大は小を兼ねる

こんにちは

内藤です

 

テストってあるじゃないですか

 

そう、学校のテスト

中間テストとか、そういうやつ

 

テスト範囲が100あるとして

実際のテストに出るのはそのうち20くらい

 

でも、どこが出るか分からないから

念のため範囲の全部を徹底的にやっておく

 

そういう感覚だと思うんです

 

 

テニスの話です

 

テニスコートって広いじゃないですか

いや、ラインの外、アウトゾーンも含めて全部

 

相当広いですよね

 

相手から来るボール

ネットを越えてきたものは

その全てを徹底して返球すればいいと思うのです

 

アウトゾーンも含めた範囲が100だとして

実際の試合で対応するのはそのうち50くらい

 

テスト勉強をきちんとしてきた者なら

簡単に辿り着く発想です

 

そうすることで能力が上がる

そうすることでテスト(試合)で力が発揮出来る

 

当たり前のことです

 

普段からアウトボールも全て返球していたら

インのボールなど容易に対応出来ます

 

練習の時はそうすべきです

 

ちょっと考えれば分かることですが

たまにいるんです

 

そうは言っても現実的にアウトボールは返さないから

別に流してもいいよね

なーんて言うアホ・・

は失礼なので

おそらく定期テストでろくな結果も出していなかった頭の悪い奴が

 

 

現実的ではない

 

この意見も的外れです

 

確かにね

ベースライン付近でアウトボールを返すことはないですが

 

その同じ体勢になることはありますよね

 

それがサービスライン付近だとしたら

そのボールはインです

 

だから練習しておく方が建設的です

 

 

私はラリーの時は

アウトボールも返球します

 

意地でも返します

 

むしろアウトボールの時の方が燃えます

 

返球が難しいですからね

 

こう言うと

必ず言ってくる人があります

 

「それは、コーチは上手いから返せるけど・・」

 

違います

 

コーチだから返しているのではないんです

 

順番が逆

 

アウトでも返すような人だから

コーチになるくらい上手くなった

ということです

 

 

最初に書きましたが

試合でもその方が気が楽です

 

練習でコート全面対応しているので

自分のコートが狭く感じて楽になります

 

それでいて打つ側は

前回書いたように(「小は大を兼ねる」)

ショート目にプレーしているので

相手コートは広く感じる

 

試合の時に気が楽になります

 

これをメンタルが強いというのであれば

練習の仕方に違いがあるだけです

 

試合でビビるのはメンタルが弱い

のではなく

頭が悪い

のです

 

テスト当日に不安になるのは

ただ単に勉強不足なだけなのです

 

 

ただ・・

ちょっと気を付けて欲しいのは

ポイント練習の時はアウトボールは流しましょうね

 

さすがにマナー違反ですからね

 

ラリー練習の時は無理してでも返す

 

その返したボールを相手がまた決めてこようが

文句も言わない

 

そのボールもまた取ってやればいいだけです

 

これもたまにいるんです

 

アウトを返球した後に

相手が決めに来た

 

何よ!アウトを返してあげたのに!

 

とか言う器の小さいアホ・・

は失礼なので

恩着せがましい友達になりたくないタイプ

 

いや、決めにいく方もどうかと思いますよ

 

アウトを取ってもらっておいて・・

 

でも、だからといって

文句を言う必要はないですよね

 

また、自分の練習と思って

飛び付けばいいわけですから

 

 

そういうことです

 

極めて単純明快なことです

 

アウトを全く追いもせず流している人と

 

よっしゃー!どこでも打って来い!

全部返したるぞー!!

と動きまくる人

 

どちらが能力が上がるか

 

どちらが試合で力を発揮出来るか

 

どちらが最後の最後に何とか粘って

相手にプレッシャーをかけられるか

 

誰でも分かることだと思います

 

 

ポイント練習や

よほど危険が伴う場合を除いて

ラリー練習の時はアウトも気にせず対応するようにしましょう

 

ただ・・・

ラリーが長くなって待つ人が迷惑する可能性もあるので

その辺も気を配りながらやってくださいね

 

それではまた

 

頑張ろう日本!