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ボールを見るな

こんにちは

内藤です

 

昨日はイベントレッスン

 

今回の要項はこちら

 

今回は「対戦相手」

シンプルなテーマです!

相手を見ましょう!相手とテニスをしましょう!

ただそれだけのことです。ボールを見ずに相手を見る!

対人競技の基本を身に付けましょう!

 

というもの

 

 

まあ、ほんとにね

基本中の基本

人として当然のことです

 

人の目を見て話しなさい

 

単なるしつけです

 

でもね

これが出来ていない人が多いんです

 

親のしつけなのか

学校教育なのか

大人になって忘れたのか

何なのかは知りませんが

まあ、見ていない

 

相手を見ていない方が多い

 

じゃあ一体何を見ているのか

というと・・

 

ボールを見ているんです

 

いや、ほんとに・・

 

そんなクレイジーな奴ばかりなんです

 

ボールを見る

と言ってもね

飛んできたボール

自分が今から打つボールを多少見るのは分かります

 

そうではなく

自分が打ったボール

 

これを見ているんです

 

対戦相手と打ち合っている時にですよ

 

これはとんでもないことです

 

テニスという相手と少し距離のある打ち合いだから

薄れているのでしょう

 

これがボクシングだった場合のことを考えてください

 

自分が放ったパンチ

その拳を見ている

 

行けぇー!

俺の拳よ、当たれー!

 

 

いやいやいや

そんなクレイジーな奴いませんよね?

 

もしガードされたり避けられたら

次は相手が打ってきますからね

 

その対応のために、相手から一瞬たりとも目を離しませんよね

 

自分のパンチを見たからといって

パンチの質が上がることなどありません

 

 

テニスも同じです

 

自分が打った後

ノータッチにならない限り、次は相手の番です

 

相手から一瞬たりとも目を離してはいけません

 

自分が打ったボールを見ていても

そのボールの質は上がりません

 

でもいるんです

 

自分が打ったボールを見つめながら願いを込めるスピリチュアルな人

 

入れー!!

って・・

 

いや、そんなことをして

ボールを曲げられるならすればいいですけど・・

 

 

テニスは言わずもがな対人競技です

 

相手は人です

 

ボールではありません

 

当然ボールを見る時もありますが

基本的には対戦相手から目を離さない

 

言い換えると

いかに早くボールから目を切るか

 

これが大事になるわけです

 

ダブルスの場合は、相手が二人いますからね

 

常にどちらともを見る意識が必要になります

 

それに

ただ「見る」だけではいけません

 

スポーツで言うところの「見る」には

「考える」「察する」ということが含まれます

 

見て、考え、感じ取らなければいけません

 

相手が何をしようとしているか

どういう感情か

 

今の状態を見て

これまでの経緯も見て

そして未来を予見する

 

そこまでくれば試合に勝てる側になっているでしょうね

 

 

まあ、まずは物理的に見ることからです

 

ボールばかり見ずに

相手の姿を見ることから始めましょう

 

 

これは待っている時もです

 

コートの横で待っている時に

ラリーや試合を見ていますよね

 

その時にね

ボールを追っかけて

顔をずっと横に振っている人

口を開けてアホみたいにボールを見ている人が多いんです

 

プロの試合を見に行ってもそう

 

プロのテニスを見ていない

プロが打ったボールを見ているだけ

 

そんな人が多いんです

 

人を見ましょう

 

どう構え

どう動き出し

打った後にどんなバランス、ポジションにしているか

どこを見ているか

 

ボールを打つとき以外に

その人のテニスのレベルが発揮されるものです

 

 

観戦する時もトレーニングです

ボールを追わずに

人を見る習慣付けをするようにしましょう!

 

レッスン中もコーチを見ておいてください

 

じゃあコーチにも緊張感が出て

いいレッスンになるでしょうから・・

 

コーチは当然、皆さんを見ていますよ

 

当たり前ですね

 

コーチが自分の打ったボールを見ていると

何のアドバイスも出来ませんからね

 

自分が打つ時も相手を見ています

 

そうじゃないと

スプリットステップをきちんとしているか

きちんと構えているか

これをチェック出来ませんからね

 

 

人を見る

 

一番の基本です

 

大前提です

 

ここが疎かにならないように気を付けましょう!

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!