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創造する者

こんにちは

内藤です

 

ダブルスのレッスンでよく言うのですが

私ね

形式練習

パターン練習というものが嫌いなんです

 

アプローチが来たのを縦ロブ上げたところから

とか

ループボールをカットしたところから

とか

そういうやつね

 

いや

ある程度は必要だと思うし

レッスンでも多少はしますよ

 

よくあるシチュエーションと、そのセオリーくらいは

何となく理解しておいて欲しいですからね

 

まあ、何となくでいいとは思います

 

だってね

よくあるシチュエーション

といってもね

同じシチュエーションなどまずないですからね

 

ダブルスにおけるパターンなんてね

言い出したらキリがない

 

その全てを網羅することなど不可能なんです

 

だってそうでしょう

 

ストレートロブをハイボレーで返球したところから

なんていうパターンもね

 

相手のバランスはその都度違う

自分の打ったボールの速度や回転

風上か風下

太陽の位置

右利きか左利きか

 

言い出したらキリがないわけです

 

だからね

パターン練習なるものをいくら多くしてもそんなに意味はない

 

むしろマイナス

 

そのパターン以外に遭遇した時に

無力さを露呈することになります

 

 

必要なのはパターン練習ではないんです

 

あるパターンに当てはめる

という受け身の練習ではなく

 

創造

 

そう、創造すること

クリエイティビティです

 

パターンを創造することです

 

 

例えば

ロブからの展開というパターンを練習するのであれば

そのシチュエーションを作るところからすべきです

 

ダブルスの練習でいえばね

お互いがダブルバックからスタートすれば

ある程度のパターンは創出可能です

 

縦ロブをハイボレーさせる展開にしたければ

まずは浅いボールをフィードして相手を前に出させればいいんです

 

自分がボレーでサイドに振られる展開をしたければ

まずは無理矢理アプローチ

センターに立てばサイドに打ってくるでしょう

 

何とでも出来るんです

 

ダブルバックからのラリーを5分もすれば

かなり多くのパターンを練習することが出来るんです

 

 

それなのにね

弱い人ほどいわゆるパターン練習をしたがる

 

「ありがち」な展開を練習して

試合で訪れる「ありがち」だが「若干異なる」パターンで失点を重ねるんです

 

その「若干異なる」感じ

これは初めからその形で行っては得られない

 

自ら創造した流れの中で生まれるパターンでしか

経験することが出来ないものなんです

 

 

何となく分かってくれますかね・・

 

要するにね

そもそもパターンなど無限にあるから

自ら創造して数多くすべき

 

試合という実戦におけるパターンは

パターン練習などという無機質なものではなく

動きのある創造的な産物なのだから

練習時点から同じ感覚で取り組むべき

 

そんなところです

 

 

ダブルスの練習でね

ダブルバックからのラリーをする時

 

自分のナイスショットやポイントを取ること

自分がしたいプレー

そんなことばかり考えている人がいかに多いことか・・

 

創造力の欠落です

 

弱者の発想です

 

ありとあらゆるパターンを創出して

その経験を積みましょう

 

試合勘、実戦力を身に付けるチャンスなんです

 

何をしても自由です

 

私もよく言います

 

何でもいいですよ

って

 

1球目からどこに打ってもいいですよ

どう動いてもいいですよ

どう動かしてもいいですよ

って

 

何でもOKなんです

 

言い換えると

何か考えてやれよ

ってことです

 

何かは創造しなさいよ

ってことなんです

 

 

これはなかなか難しいかもしれません

 

0から1を生む感覚に近いところがあります

 

頑張る

とか

一生懸命する

とか

真面目に取り組む

 

なんていう感じだけだと成し得ないことです

 

ただ

それが必要なんです

 

ダブルスに勝つ側の人は

創造力

物事を多角的に捉えて

あらゆる可能性を排除せず

自らの行動でシチュエーションを創造することが出来る側なんです

 

 

何だかややこしい話になりましたが

きちんと色々考えて取り組みましょうね

ってことです・・

 

さてと・・

 

たこ焼きの準備でもしようかな・・

 

タコは昨日のうちに釣り上げたので

小麦を粉末状にして

卵を獲りに行って・・・

 

いやー、一から創造するのは至難の技ですね・・・

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!