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ルール

こんにちは

内藤です

 

北京オリンピックが閉幕しましたね

 

日本勢の活躍もあって見どころ満載でしたね

 

まあ、と言っても私はあまり見ていませんでしたが・・

 

ネットニュースで結果を確認していたくらいです

 

いや、苦手なんです

 

冬のスポーツってね

当然、氷上や雪上なので

高いところやスピードが凄かったり

ちょっと怖くて見てられないんです

 

スキーのジャンプなんて正気の沙汰じゃないですよ

 

とんでもない高さから

とんでもない速度で降下して

100メートルもジャンプするんですよ

 

生身の人間が・・・

 

それで平気で着地する・・・

 

意味分かんないですよ

 

一体何のためにそんなことするんでしょうか・・

 

まあ、何のためとか言い出したら

テニスもそうですけどね・・

 

 

でね、やはりスポーツに携わる者として

多少はオリンピックの感想を書こうと思っているんです

 

今週は北京オリンピック特集です

 

先に書いておきますが

完全なる私の偏見です

ネットとかで知り得た情報からしか書いていないので

誤った側面もあるかもしれません

 

 

北京オリンピック

 

案の定というと失礼ですが

やはり色々問題が起こりましたね

 

今回取り上げるのは

スキージャンプ混合団体のスーツ規定違反問題

 

衝撃でしたよね

 

せっかくの高梨選手の大ジャンプが・・・

 

日本のみならず強豪国の選手が違反で記録取り消しになる異例事態

 

あの一件で私が一番強く感じたことは

高梨選手は間違っていなかった

潔かった

と感心しました

 

規定違反

ルール違反はよくありません

ルールやマナーを遵守しなければスポーツは成り立ちません

 

しかし時として

その背景が何であれ

人は過ちを犯してしまいます

 

その時すべきことは一つです

 

認めることです

 

自分は悪いことをした

 

そう認めることです

 

そして反省すればいいのです

 

それが

自分がしている競技に対する礼儀です

 

自分を支えてくれた人たちに示すべき唯一の態度です

 

あーだこーだと文句を言うなんてもっての外です

 

人間性の欠落

その競技に対する冒とくでしかありません

 

いやね

本当かどうか分からないのですが

ネットで目にしたんです

 

高梨選手以外の違反を指摘された海外選手とそのチームが

文句を言ったり

スキー連盟か何か知らないですが、抗議をするなどと

 

どういうことですか?

 

えっ?

実際違反していた

ルールを破っていたんですよね

 

それを指摘されて記録が取り消しになる

当然の措置をされただけにもかかわらず

文句を言う

 

何なん・・?

ちょっとヤバい奴なん?

 

そう思ったんです

 

何でそんなことを言うのか

よくよく見てみるとね

 

検査方法に不備というか

いつもと違う運用があったとのこと

 

 

はぁ?

それで?

って感じですよね

 

いや、例えばね

幹線道路でね

法定速度が40キロだとするじゃないですか

 

5キロ10キロオーバーでも捕まりませんね

 

パトカーも見逃してくれますよ

 

みんなそれくらいで走っています

 

ところがある日

いきなり5キロオーバーで検挙

周りはみんな10キロオーバーで走っているのに・・

 

その時にね

 

えーー!

何で今日は捕まるんですか?

いつもOKだったじゃないですか?

検挙の基準が変わるなら先に言っといてくださいよ

しかも他にもやってる人いるじゃないですか

 

なーんて言う人ね

ヤバい奴ですよね

 

アホですよアホ

 

いや、ガタガタ屁理屈述べようが

お前は現に5キロオーバーしていた

違反をしていた事実に変わりはない

ということです

 

しかもですよ

それが交通安全週間とかだったら

なおさらアホですよね

 

いや、そらそうやん

いつにも増して気を付けないとあかんやん

ってことです

 

まさにそういう感じだと思うんです

今回のジャンプの規定違反問題

 

みんなやってる

いつもは違う検査基準

先に言ってくれなかった

 

それが違反をしてもいい正当な理由になりますか?

 

ちょっとは考えて発言した方がいいですよね

 

だって現に違反していたわけですよね

 

その事実を争っているわけではないんですよね

 

じゃあまずは認めて謝れよ

ってことです

 

そのうえで

その競技の質の向上のために意見すべきことがあるのなら

意見をすればいいだけです

 

 

っていうかオリンピックですからね

 

4年に1回の大舞台

 

しかも冬の競技はマイナースポーツも多いです

 

運営側も力が入る

というか勝手が違ってくることなんて

想定の範囲内です

 

交通安全週間どころの比じゃないです

 

世界で放送されるんです

 

規定違反の選手を見つけてネットで叩かれるかもしれない

 

運営側の甘さ

競技の未熟さを指摘されるかもしれない

 

いつもと違う検査基準

いつもより厳格な検査方法があるかもしれない

と容易に想像が付くはずです

 

絶対やっちゃダメでしょう

 

いつも2センチまではOKだからいっかー

なんて甘いノリは・・・

 

 

何を言おうが違反は違反です

 

チームの責任もありますが

一番は高梨選手自身の責任です

 

不必要な言い訳もせず

しっかり謝罪をしてくれました

 

違反自体に関しては残念でしたが

それ以上言うこともありません

 

再度心を入れ替えて

競技に向き合ってくれればいいと思います

 

我々はスポーツ人です

 

スポーツがスポーツである理由は

ルールとマナーの存在です

 

何があっても1ミリもそれを破ってはいけないんです

 

ギリギリを攻めるのと

暗黙の了解に甘えるのは

全く意味が違います

 

そのスポーツに真摯に取り組むべき者は

周りがしていようが

バレなかろうが

ルールとマナーだけは厳格に守るべきです

 

例えそれが裏目に出て負けることになろうとも

やっちゃいかんことはやっちゃいかんのです

 

もし問題があるのなら

自分はルールを厳守したうえで

声を上げればいいんです

 

ジャンプ競技の規定違反問題

 

今後どのような運用になっていくのでしょうか

 

競技発展のためにも

しっかりとした対応をして欲しいものですね

 

それではまた

 

頑張ろう日本!