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取り組み方

こんにちは

内藤です

 

昨日のジュニアレッスンでね

 

レッスンの取り組み方

レッスンにおいて

何をどれくらい真剣に

真面目にするか

ということを話したんです

 

いやね

 

それは当然

レッスン中は全て真剣に

真面目に一生懸命

そして楽しく取り組むべきです

 

と言ってもね

 

2時間やっていると

そんなに集中力も続かないし

 

プレーによってはね

真面目にするあまり

動きが悪くなったり

いいイメージでトライすることが出来なくなる

なんてこともあります

 

 

そういうわけで

例えば

真面目と楽しく

これが両極にあるとしてね

 

レッスン中に

どういう割合にすればよいか

 

真面目と楽しく

両方合わせて10とすると

 

レッスン開始から終了まで

 

真面目10 楽しく0

真面目9 楽しく1

真面目8 楽しく2

真面目7 楽しく3

・・・

・・

真面目0 楽しく10

 

 

という感じで

レッスンの初めに真面目度MAX

レッスン後半に楽しさMAX

というイメージです

 

これは通常のレッスンの流れの場合です

 

体操

ウォームアップ

球出し

テーマ練習

ラリー

形式

試合

 

うちのレッスンもそうですが

こういう流れの場合は

先ほどのイメージです

 

 

初めほど真面目にやります

 

一番真剣に取り組むのは体操

そしてダッシュなどのウォームアップ

 

まあ、アスリートなら当然です

 

勝ちたいと思っている選手なら当然です

 

今からプレーするための土台

いいパフォーマンスを生むための体にする

 

体操やアップは

体の細部にまでこだわって

これ以上ないくらいに真剣にやります

 

 

そして

球出しやショートラリー

 

初めにする基礎練習

 

ここも一切妥協はしません

 

構えの形

スプリットステップのタイミング

フットワーク

力感

フォーム

 

色々気を付けながら

真面目に取り組みます

 

 

テーマ練習やラリー練習

練習の内容にもよりますが

この辺りから半々

ちょっと楽しさ寄りになります

 

真面目にするだけだと

動きが硬くなって

新しいことにトライ出来なかったり

 

ラリーでの動きが悪くなる

 

流れるようないいプレーが出なくなります

 

 

レッスンの後半

 

形式練習やマッチ練習

 

ここはもう楽しくやるだけです

 

真面目にしていると

注意集中が自分に向きやすくなります

 

しかし

試合は相手とするものです

 

相手との駆け引き

相手とのラリーのやり合い

相手との会話を楽しむべきです

 

これが出来ないうちは

試合では勝てません

 

試合になってまで

自分のフォームや動き方を

気にしている場合ではありません

 

 

ラリーやゲームは

楽しく自由に

いいイメージですればいいんです

 

そうすべきなんです

 

 

レッスン序盤のアップや基礎練

ここを真剣にしていれば

 

ラリーや試合は楽しくするだけで

いい感じになるわけです

 

言い換えると

試合を何も考えずに

楽しくするために

アップや基礎練を真剣にしておくのです

 

 

でもね

大体の人が逆になる

 

レッスン序盤を何となく過ごし

終盤のゲームを緊張してやっている

 

だから勝てないんです

 

だから上達しないんです

 

本当に強くなりたいなら

体操をきちんとしなさい

 

体操もきちんと出来ない者が

試合で勝ちたいなどと

口にしないでください

 

 

家を建てる時にね

 

材料の木材をテキトーに切ったり加工して

そして基礎を何となく作る

 

さあ、ここから完璧な家を建てるぞ

ってする人がいますか?

 

最初が肝心でしょう

 

最後のね

家具をどこに配置するかなど

楽しくすればいいだけです

 

数センチずれていても何の問題もない

 

でも

材料はダメでしょう

基礎はダメでしょう

 

1ミリでもずれていたら

大変なことになります

 

 

そういうことです

 

これも以前に書きましたが

何でも最初が肝心なのです

(「初期値鋭敏性」参照)

 

それを肝に銘じて

何事にも取り組みたいものです

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!