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リスクテイク

こんにちは

内藤です

 

昨日も雨が降りましたね

 

そういえば

日曜日も雨だったのですが

夕方に止んだので

18時からのジュニアSのレッスンは出来たんです

 

コートはビシャビシャでしたけど・・

手前のコート1面は、コート内に水溜りもあったけど・・・

 

水溜りはあったのですが

普通にテニスをしてもらいました

 

まあ、ジュニアSクラスですからね

一応ジュニアの選抜のクラスです

 

試合で勝つことを目指している選手たちです

 

水溜りなんぞ気にしてる場合じゃありません

 

以前にも書きましたが

それくらいのことは、むしろ楽しんで欲しいくらいです

(※「ストリートテニス」参照)

 

 

水溜りがあると足を取られたりして

少し危ないと思うかもしれません

 

一般の方はそうかもしれません

 

でも、まあ平気でしょう

 

だって水溜りは初めからあるんです

いきなり出現するわけではありません

 

イメージして対策出来るわけです

 

 

と言ってもやはり危険ではあるのでしょう

 

もし怪我でもされたら私の責任です

 

100%私の監督責任が問われるでしょう

 

それは重々承知のうえ

その責任と覚悟のうえで

子供たちにテニスをさせているんです

 

アカデミーやジュニアの選抜クラスにおいては

私の役割は選手たちを強くすることです

 

テニスを安全に楽しくしてもらうだけではありません

 

当然多少のリスク

いや、多大なリスクをお互いに背負うことになります

 

 

練習も少しは厳しくなります

 

弛んでいると怪我に繋がります

 

私としても

怪我をさせてもやむなしと考えている部分もあります

 

仕方ありません

 

強くなるにはリスクは付き物です

 

 

なーんて言ってもね

 

テニスの場合

ボディコンタクトがあるわけではないので

そこまで危険なことはありません

 

今回の水溜りにしてもね

 

水溜りごときで

足を取られて捻挫とかするどんくさい奴は

そもそも選抜クラスに来るな

ということです

 

大した障害物ではありません

 

むじろ能力を高めるために

適切なリスクといってもいいくらいです

 

 

同じようなことが別件でもあるんです

 

たまにね

こんなことを言うヤバい親御さんがいるんです

 

試合が近いから

体育の授業は休ませます

 

って言う奴

 

 

いやいやいや

 

学校の体育の授業ごときでね

怪我とかするようなどんくさい奴は

テニスをしても普通に負けます

 

そんな運動神経ではとても戦えません

 

 

そんな心配のあるような子ならね

余計に体育の授業を全力ですべきです

 

運動能力を上げるトレーニングをすべきです

 

 

これも以前に書きましたが

怪我を恐れていたら、レベルアップする行動は取れません

(※「選手生命」参照)

 

 

それでも大人は言うんです

 

適切なリスクはいいけど

水溜りとか不要なリスクは・・・

 

 

運動神経の悪いあなたの感覚で

意見をされても困るんです

 

子供の感覚を考慮に入れず

スポーツを多角的に捉えられていないあなたの視点で論じられても

説明のしようもないのです

 

いや、これは別に特定の人のことを言っているわけではないですよ・・

 

そういう人っていますよね

という一般論です

 

 

スポーツにおける怪我のリスクと成長

 

これはなかなか難しい天秤です

 

年齢やレベルによっても大きな違いがあります

 

それを適切にコントロールするのが我々コーチです

 

なので日によって球出しのスピードを変えたりするんです

 

選手が集中していると厳しめに出します

 

ちょっと緩んでるな

という時は若干甘めに出す時もあります

 

当然人によっても変えます

 

ラリーのテンポも全員違うようにします

 

意外と気を遣ってやっているんです・・・

 

何だかんだ怪我は避けたいですからね

 

 

ただ、選手たる者は

時としてハイリスクハイリターンの練習の場に身を置くことが必要です

 

その場を管理する者として

責任を持って

適切な判断をするように精進しようと思います

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!