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タメ口

こんにちは

内藤です

 

日曜日

月例のジュニア大会を開催しました

 

子供たちは今回も頑張っていました

 

なかなかの好ゲーム

いい打ち合いや

しびれる展開が多くありました

 

本当に上手くなったと思います

 

普段のレッスンから

楽しく一生懸命に

 

レベルアップするために

トライし続けていますからね

 

 

でも

そろそろですね

 

気を付けないといけません

 

純粋にテニスに取り組まない

 

テニスと距離が出来始める時期です

 

 

そんな話をしたんです

釘を刺す意味で

 

ちょうどいいタイミングで

とあるジュニア選手が見に来ていたので

 

 

里音(りのん)っていう中3の女の子

 

アカデミークラスの選手です

 

妹がその大会に出ているので

見に来ていたんです

 

この里音が小6の時にね

 

ジュニアの月例大会が始まったんです

 

里音が何かイベントして

ってうるさいからね

私が重い腰を上げたんです

 

里音はこのジュニア大会の創始者

そして

第1回目の優勝者

1年目の年間チャンピオン

 

今いるジュニアにとってもレジェンド的存在なんです

 

 

でね

みんなの先輩で現役選手ですよ

 

当然ね

しっかり試合を見て

アドバイスなんかもしてくれる

 

なーーんてことが全くない

 

決勝戦をしているまさにその時にね

 

クラブハウスで

小学生と一緒になってお話をしたり

ホワイトボードに落書きをしたり

ラジバンダリ・・・

 

何やこいつ

何しに来てん

って思っていたのですが

 

これが里音のいいところ

素晴らしいところだと気付いたんです

 

 

中3とは思えないほど幼いんです

 

小2くらいから変わっていないんです

 

後輩がいるテニススクールで

アホみたいに騒いで

後輩の試合を見てるフリして

自分がテニスしたいなーって思っているんです

 

私にもね

基本的にタメ口なんです

 

一応アカデミーの選手という自覚はあるので

周りに人がいるときは敬語で話しますが

コート上では普通に喋ります

 

 

ジュニアの子のほぼ全員

 

例外なく

中学生になったくらいからね

 

敬語になり

あまり話してくれなくなり

疎遠になっていくんです

 

 

そして

ここがポイントなのですが

 

そのタイミングと同時に

全く比例してね

 

テニスの取り組み方も

よそよそしくなるんです

 

テニスとも距離を置くようになる

 

テニスに対して敬語で他人行儀で接する

 

アップを軽めにしたり

何となくオープンスタンスで打ったり

ボールを追わなくなったり

 

テキトーにしているとはまた別で

何かこうね

テニスと距離を置いた付き合い方になってくるんです

 

 

その点、里音は違うんです

 

いまだにね

テニスに対してタメ口なんです

 

友達なんです

 

おっす!

今日も一緒にやろう!

 

って楽しく取り組むんです

 

上手くいけば喜んで

ミスると拗ねてるんです

 

でも最終的には

思い切りボールを追いかけているんです

 

 

面白いものです

 

そして難しいところです

 

うちのジュニアの子にとって

私の存在というものが

テニスを象徴しているのでしょう

 

私に敬語になって距離が出来ていくことで

テニスに対しても敬語になっていくのでしょう

 

 

子供たちにはね

 

とにかくテニスに対して純粋に

楽しく一生懸命に取り組もう

 

スクールではいつでも

いつまでも

明るく元気にしよう

 

ってことだけ伝えました

 

 

俺にはタメ口で喋ってよ

とは言い辛いですからね

 

親御さんの目もありますから

 

 

でも

 

テニスに対しては

いつまでもタメ口で

距離など置かずに

仲良く楽しくやって欲しいものです

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!