r-7110のブログ

メルマガ『reborn』バックナンバー

銅メダル

こんにちは

内藤です

 

いやー、凄い!

やってくれました!

 

卓球でついに中国を撃破!

 

水谷・伊藤ペアが金メダル!!

 

スケボーも

柔道も

水泳も

体操も

アーチェリーも

メダルラッシュですね

 

やっぱりね

何だかんだ言って見ちゃいますよね

 

こんな時にオリンピックなどしやがって

という気持ちも確かにあるのですが

 

いざ選手たちのプレーを目の当たりにすると

心を持っていかれますね

 

オリンピック開催の是非

ここの正解は分かりませんが

 

選手たちのオリンピックに対する思い

何年も励んできた情熱

それは紛れもない純然たる事実です

 

とてつもない熱量で

高潔で潔く

真っ直ぐで輝いている

 

そんなアスリートの姿があるからこそ

やはり見る者の心を掴むのでしょうね

 

 

まあ、私はね

開会式ですでにやられましたよ

 

そもそも開催に賛否があるのに

開会式はしなくてもいいでしょ

無駄に感染リスクを高めなくても・・

って否定的に見ていたんです

 

しかも演出も直前に色々とケチが付いて

なんだかなー

と思っていたんです

 

それなのに・・・

 

あの一撃でやられました

 

選手入場

 

その入場曲

 

まさか・・・

と思っていたらそのまさか!!

 

日本が誇る最強にして唯一無二の神曲

 

ドラクエ序曲 勇者ロトのテーマ

 

いやー、あれは参りました

そして、その後もFFにモンハン

やってくれましたね

 

それにしてもあそこでドラクエとは・・

 

完璧ですよね

入場してくる選手たちが本当に勇者に見えましたよ

 

ユーチューブで何回見ても鳥肌立っちゃいます

 

 

まあ、何とか無事に終えることが出来ればいいのですが・・

 

それにしても昨日のメダルラッシュは凄かったですね

 

そんな中でね

私が一番感動してしまったのは・・

 

女子柔道57キロ級

銅メダルの芳田司選手

 

準決勝で敗れて金メダルならず

3位決定戦で意地の得意技内股2連発

合わせ技一本で堂々の銅メダル

 

でも・・

やはり本人は悔しさを滲ませていました

 

それはそうでしょう

 

日本柔道

しかも母国開催

金メダルしかないという相当なプレッシャー

 

そんな中での銅メダル

 

悔しい

不甲斐ない

周りがどう言おうが本人はそう思います

 

誰も何も言ってあげられない

よく頑張ったよ

なんて家族でもコーチでも軽々に口に出来ないでしょう

 

そんな中

ある人がポンっと驚きの言葉を芳田選手にかけたんです

 

松本薫さん

 

女子柔道ロンドン五輪金メダル

リオ五輪銅メダルの元選手

 

野獣と言われていた方ですね

 

解説者としてテレビ出演していて

芳田選手にインタビューしたんです

 

その冒頭

 

「おめでとう・・」

 

って言ったんです

 

いや、もう、泣いちゃいましたよ

 

言えないですよ

それは言ってはいけないんですよ

本人は悔しいって言っていたんです

誰も何も言えないんですよ

 

松本薫以外には・・

 

 

そう、松本薫は元々57キロ級

芳田選手のライバルだった先輩です

 

同じ道を切磋琢磨してきた同志です

 

そして同じ銅メダルという悔しさも経験した者なんです

 

芳田選手の全てを理解し得る人物

芳田選手に唯一「おめでとう」「頑張ったね」「悔しいよね」って

声をかけてあげられる人物なんです

 

色々な思い・葛藤・覚悟、全部が詰まった

「銅メダルおめでとう」だったんです

 

芳田選手もその言葉を受けて涙を流していました

 

松本薫さんも「つかさ・・」と名前を呼んでは号泣・・

 

インタビュアーとしては失格だったかもしれません

 

でも、これ以上ない感動のシーン

美しいシーンでした

 

 

マイナー競技やアマチュアスポーツ

そして伝統や意志を受け継いできた種目

 

その代表たるや

様々な思いや期待を一身に背負うわけです

 

想像を絶するプレッシャーでしょう

 

ただ

そんな皆の思いを背負って戦っているからこそ

見る者の心を掴んで止まないのでしょう

 

 

やはりオリンピックは面白い!

素晴らしく美しい!

強くて清々しい!

かっこよくて誇り高い!

 

 

こんな時です

応援する我々側にも葛藤はあります

 

緊急事態宣言下で国際大会などしてる場合じゃありません

 

でも・・

すると決まった以上

全てを賭けて臨むアスリートがいます

自分の思いだけではない、あらゆる物を背負って戦う勇者がいます

 

少しは温かい応援の心を差し出してもいいんじゃないかな

と思います

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!