五月雨の 雲の絶えまを ながめつつ
窓より西に 月をまつかな
荒木田氏良
新古今和歌集 巻第三 夏歌
こんにちは
内藤です
昨日までの天気
まさにこんな感じでしたよね
雨が降ったり止んだり
陽が差したかと思ったら雷が鳴ったり・・
しかし！
どうやら長い梅雨も終わりそうですね
明日からはしっかり晴れてくれそうな予報です
暑い日が多くなりそうですが
元気よく頑張りましょう！！
あ、先に書きますが
来週の金曜イベントの受付は
明日の営業時間中に開始します
でね
今朝はイベントレッスン
先週の延期分を実施しました
内容はもう書きましたよね
まだやっていないにも関わらず書いた例のやつです
（※「美フォーム」参照）
皆さんね
事前に読んでいたからかどうか分かりませんが
私の予想に反して
しっかり美しいフォームでスイングしていました
やはり先に言っておいた方がいいのですね
ストローク
サーブ
ボレー
どれも綺麗に出来ていました
まあ、多少はね
取り繕ったようなぎこちなさはありましたが
しっかり意識することが大事ですからね
しかし
問題点も浮き彫りになりました
二点
一つは
スイング以外の「テニス」の部分に意識が及んでいない
もう一つ
試合になると「気持ちや思い」が醜くなって
結果、プレーにも悪影響、醜態をさらすことになる
一つ目はフットワークですね
ボールの追い方が乱れるので
その後のフォームも当然に乱れる
美しいフォームを持ってはいるものの
動かされると発揮出来ない
問題は動き方
フットワークの部分にあるということ
それなのに
最終的なスイングのところに意識がいって
ボールの追い方、フットワークを改善しない
プレー中に美しいスイングを発揮しようと思えば
フットワークを美しくしなければならない
ということ
というより
スイングを美しくするためには
要するにプレー全体を美しくする
その意識が不可欠だということです
やはり皆さんね
スイングだけにフォーカスして
フットワークが疎かになるケースが多いですからね
そして二つ目
試合での思い
これです
ここが大いに問題なんです
皆さんね
思いが汚れている
だからフォームが汚くなる
思いはそのまま態度に表れます
表情に出ます
行動に直結します
負けたくない
負けられない
すごいボールを打ちたい
という欲まみれなんです
いや、そういう欲自体はいいんです
スポーツをする以上、勝ちたいと思うでしょうし
負けたくないと思うことも必要です
ただ・・
何かネガティブで汚れているんです
字で書くと
同じ「負けたくない」なのですが
思いのニュアンスに差があるんです
例えば分かりやすく書くとね
（こんな人たちに）「負けたくない」
っていう感じなんです
自分が頑張ってきたから
支えてくれている人がいるから
全力を尽くさないと相手に失礼だから
だから「負けたくない！」
というポジティブな感じではない
ネガティブな思い
それがそのままプレーに出るんです
フォームが汚れるんです
「負けられない・・」
というのもネガティブに働いて醜態を招きますね
体が固まって美しい動作は生まれません
これも
（みんなのために）「負けられない！」
というポジティブな思いであれば
そこまでマイナスに働かないでしょう
ここが問題でしたね
やはり皆さん欲まみれ
思いが汚れて行動が醜くなる（プレーが崩れる）
という感じでした
これは難しいですね
相手が憎くなる時もあります
闘争心を燃やした方がいい時もあります
ただ、いつどんな時でも
例え欲にまみれた時でさえ
自分のしていることに対する矜持
してきたことに対する熱量
そして、相手に対する敬意
これが自分の奥底に土台としてあれば
美しさが失われることはないと思います
猗窩座が煉獄さんを殺したのなんてね
何の大義名分もない自己中
欲や慢心、悪意に満ちている
しかしそれでも
そこに美しさがある
殺し合いになお美しさが存在している
それはお互いの中に
矜持や敬意があるからに他ならない
練習で物理的なフォームを綺麗にすること
これも重要
そして日々の鍛錬
日常生活
やはりここで気持ちを整えておく
思いを綺麗に、強くする
ということも大事だということですね
それではまた
来週の内容は・・・
先に書こうとは思いますが・・・
まあ、また気が向いたら・・
頑張ろう日本！
