こんにちは
内藤です
昨日ね
一人のアカデミー生がラストレッスンだったんです
里音ていうこの春から高校生の女の子
高校の部活でみっちりやっているんです
もうね
うちでは面倒が見きれない
サンライズを卒業です
本当に上手くなりました
強くなりました
よくやってくれました
幼稚園のキッズからテニスを始めて
今まで変わらずに取り組んできました
このブログでも何度か登場させていますが
（※「タメ口」参照）
調布校ジュニアのレジェンド的な
象徴的な奴なんです
今の調布校ジュニアの空気感
しっかりテニスに取り組む感じ
選手クラスではない一般ジュニアクラスでも
上手くなれる
試合でも勝てる
という礎を築いたリスペクトに値する選手なんです
昨日のラストレッスン
これもいつも言いますが
私はただいつも通りレッスンをしただけです
最後にみんなの前で少しだけ話をしました
今日で里音は最後
こいつはよくやってくれた
みんなも見習うようにしよう
何を見習うか？
テニスへの取り組み方です
やったー！
テニス出来るー！！
うひょー！！
っていう取り組み方です
里音はね
ジュニアの１面１２人のクラスでやっていたので
その根本にあるんです
うおー！
めっちゃたくさんテニス出来る！！
っていうのが
だからプレー中に投げやりになることがない
上手くいかなくても
何とか一生懸命出来るんです
テニスが好きだから
テニスがいっぱい出来るから
そのモチベーションを
今も変わらずに自分の１番目に置けているんです
見習うべきです
テニスの試合が出来るのなんて
めちゃくちゃ贅沢なことなんです
ふて腐れたり
テキトーにしたり
そんなもったいないことをしてる場合じゃないんです
そしてもう一つ
里音への最後の言葉
私からのアドバイスを送りました
それは
「調子にのるなよ」
ということです
えっ？
最後にきてそれ？
と思うかもしれませんが
里音にとって
私からのこの言葉には重みがあったと思います
調子にのるな
言い換えると
初心を忘れるな
ということです
テニスが下手で
どんくさくて
それでもテニスが好きだから
毎日意地でも頑張ってきた
その感じを忘れるなよ
上手くなってきたからって
変にエリートぶるなよ
いつまで経っても下手だから
がんがん練習して
泥臭くプレーして
上の奴らを倒していくんだ
という雑草魂
そのプライドを捨てるなよ
それを伝えたかったんです
昨日の練習中もあったんです
里音がね
サーブが入らなくて首を傾げていたんです
「あれっ？何か今日は感じが違う・・」
みたいに・・・
はぁ！？
てめぇ勘違いしてんちゃうぞ！
お前はどこぞのエリートか？
カッコつけてんじゃねぇ！
サーブが入らんのは
ただ単にお前のサーブが下手やからじゃ
ちょっと速いのが打てるようになったからって
調子乗ってんちゃうぞ
って注意したんです
実際にね
サーブのフォーム
トロフィポーズの時のバランスがまだまだなんです
それを指摘したうえで
もっと取り組みなさい
技術を上げなさい
首を傾げる暇があったら練習せよ
と釘を刺しておきました
里音のサンライズでのテニスは昨日で最後
しかし
里音のテニスは言うまでもなく
まだまだここからです
サンライズで培ってきたもの
サンライズで里音自身が育んできたもの
その矜持を胸に
今後大きく羽ばたいてくれると確信しています
じゃあ頑張れよ里音
そんなことはないと思うけど
テニスが嫌いになりそうな時はいつでも遊びに来なよ
お前のホームグラウンドは
いつでもそのままここにあるから
それではまた
頑張ろう日本！
